分かり合えない ページ32
給湯室の廊下を取り囲んでいる社員たちを掻き分ける
A「ちょっとすいません！どいてくださいっ！」
辿り着いた先には女子社員数人と言い争っているキュヒョンの姿
「だから〜、あの会話だけで証拠にはならないでしょ？
録音してた？」
腕を組んで不服そうな顔をしているのは経理のユリ
キュヒョン「うるさいっ！俺はこの耳で聞いたんだ！
謝れ！！Aに今すぐに！！」
すごい剣幕で怒鳴っているのはキュヒョン
A「ちょっと！！なにしてるのよ！！」
今にもユリに掴み掛かりそうなキュヒョンの腕を引っ張って必死で止める
ユリ「なによ？来たの？
あんたさ、キュヒョンに媚びでも売ってたの？
こんなに怒るなんておかしいじゃない。」
媚び・・・？
なんのこと
キュヒョン「俺がムカついてるんだよ！！
おまえらみたいな人の陰口を言って嘘を流す奴、最低だぞ！！」
私に謝れ、とキュヒョンが言っていた
もし、私の自惚れじゃないなら
キュヒョンが『あの噂』の真偽に気付いたんじゃないか
キュヒョン「謝れよ！！」
隣にいる私の肩を抱いてユリの方を睨みつける
A「・・・なんでこんなことするのよ。」
ため息まじりに呟いた私の言葉に
キュヒョンが目を丸くした
A「たくさんの他の社員たちの前で
こんなことで騒ぎを大きくして・・・」
キュヒョン「こんなこと・・・？」
おまえはそれでいいのか、信じられないという顔をしている
A「私、ユリ達に謝ってもらおうなんて思ってない。
それに、キュヒョンにもそんなこと頼んだ覚えはない。」
ユリ達まで唖然とした顔をしている
A「嘘を面白おかしく話す人も
その噂を無条件で広める人も」
廊下に集まっている他の社員たちにも目配せする
A「そしてその噂を鵜呑みにして軽蔑してた人も
私は誰にも本当に分かってもらおうなんて思えない。
そういう人とは私は分かり合えないから。」
最後はちゃんとキュヒョンの目を見て言った。
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なお(プロフ) - satoさん» お話の要望、消しちゃいました・・あまり反応なかったので需要ないかなと。笑 おぉ、そんなスピンオフ的なお話、考えも付きませんでした。参考になりますよ。いつも気に掛けて頂いて感謝です。 (2015年9月30日 22時) (
レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - momomoさん» momoさーん！ありがとう。入り込みやすいと言って頂けて嬉しいな。そうか、ギュライン離れ離れ・・チャンミンが今みたいに旅行で会いに来てくれないかな。志海くんのモデルはあの人。年下と一晩から始まる関係なんて萌えます！← 寝不足注意！笑 (2015年9月30日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - アスカさん» 本当はもっと波乱にしたいつもりだったんですけどね。笑 この章で終りにする為にこんなラストを付け足してみました。こちらこそ、最後までありがとうございました。 (2015年9月30日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
sato(プロフ) - なおさん...遅くなっちゃったんだけど…お話の要望。。消されてるけど、Give us kiss?の私が看護婦になってたら…どんな感じかなって、ギュのお話を読んでたら、気になってしまって(*_*;もし...何か機会があれば読んでみたいです。(*^_^*) (2015年9月29日 23時) (レス) id: 5023d7fbb4 (このIDを非表示/違反報告)
momomo(プロフ) - 一気に読んじゃったよー(^_^)なおちゃんの作品やっぱり入り込みやすくて....また寝不足(笑）ニューヨークに行っちゃったらチャンミンとなかなか飲めないね、、あと猫目の士海くん良い子だね＊＊＊結構気お気に入り(^o^)v (2015年9月29日 23時) (レス) id: 3bf44a65a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2015年8月13日 0時
