不機嫌 ページ25
A「おはよう。」
キュヒョン「・・・・。」
次の日、会社に出勤して挨拶した私に目も合わせないどころか、無視。
キュヒョンが言っていた、私が休んだせいで間に合わなくなったと言っていた会議資料に目を通す。
・・・そんなに怒るほど、たくさんの量じゃないじゃん。
仕事のことじゃないとしたら
本当に私を軽蔑して怒っているんだろうか。
外回りはまたキュヒョンと一緒の日だった。
私のことを気にすることもなく、自分勝手な歩幅で歩いていってしまうキュヒョン。
着いて行くことを諦めた私はだいぶ先の背中を見失いそうになりながら歩いていた。
夕方、会社に戻る時間
帰宅ラッシュのサラリーマンの列に押されながら交差点を待っていた。
見上げた先のキュヒョンはずっと不機嫌そうな顔。
A「ねぇ。」
キュヒョン「・・・・。」
A「ねぇってば！」
私が男好きって、前から思っていたなら今さらそんなに怒ることでもないと思う。
・・・休んだから、心配してくれてた？
まさかね。
私のこと、嫌いだもんね。
会社のエントランスの前に立っていた人を見て驚いた
A「志海くん？」
志海「Aさん！」
笑顔で駆け寄って来た彼は、昨日のラフなチェックシャツと違いグレーのスーツ姿
A「ど、どしたの、こんなところで。」
数メートル先を歩いていたはずのキュヒョンが、何故かくるりとこちらに向きを変えてジッと見ている
志海「この近くのビルで就職説明会があったんだ。
Aさんの会社、ここだと思って待ってた。」
待ってたって・・・汗
A「私、まだ仕事終わってないよ？」
志海「会社に戻るところ？
帰るまで待っててもいい？」
悪気なく微笑む彼に力が抜けそう
キュヒョンが背後から恐ろしいくらい圧を掛けてきているのに
A「ざ、残業があるから・・時間はまだ・・・」
帰社したら今日の外回りの報告書を書かなきゃいけないから
勝手に帰るな、と怒っているんだろう
志海「そっか、一緒にご飯でも行けたらな、と思って」
言い終わらないうちに、背を向けて歩き出してしまったキュヒョン
A「キュヒョン！」
ピタリと足を止めた
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なお(プロフ) - satoさん» お話の要望、消しちゃいました・・あまり反応なかったので需要ないかなと。笑 おぉ、そんなスピンオフ的なお話、考えも付きませんでした。参考になりますよ。いつも気に掛けて頂いて感謝です。 (2015年9月30日 22時) (
レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - momomoさん» momoさーん！ありがとう。入り込みやすいと言って頂けて嬉しいな。そうか、ギュライン離れ離れ・・チャンミンが今みたいに旅行で会いに来てくれないかな。志海くんのモデルはあの人。年下と一晩から始まる関係なんて萌えます！← 寝不足注意！笑 (2015年9月30日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - アスカさん» 本当はもっと波乱にしたいつもりだったんですけどね。笑 この章で終りにする為にこんなラストを付け足してみました。こちらこそ、最後までありがとうございました。 (2015年9月30日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
sato(プロフ) - なおさん...遅くなっちゃったんだけど…お話の要望。。消されてるけど、Give us kiss?の私が看護婦になってたら…どんな感じかなって、ギュのお話を読んでたら、気になってしまって(*_*;もし...何か機会があれば読んでみたいです。(*^_^*) (2015年9月29日 23時) (レス) id: 5023d7fbb4 (このIDを非表示/違反報告)
momomo(プロフ) - 一気に読んじゃったよー(^_^)なおちゃんの作品やっぱり入り込みやすくて....また寝不足(笑）ニューヨークに行っちゃったらチャンミンとなかなか飲めないね、、あと猫目の士海くん良い子だね＊＊＊結構気お気に入り(^o^)v (2015年9月29日 23時) (レス) id: 3bf44a65a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2015年8月13日 0時
