居心地 ページ33
チャンミンが私の元を去っても
当たり前に過ぎて行く日常
毎日眠れなくて
見るものすべてをチャンミンと結び付けて考えて
ため息ばかりついている日々はもう終わりにしたかった。
A「イベント？」
キュヒョン「そう、俺の行きつけの店の。」
しばらく飲んでも気分が乗らなくて避けてた明るい場所
A「私も前に連れて行ってもらったことある、あそこ？」
キュヒョン「そうそう！オープン１０周年パーティで、マスターが常連を集めて飲み放題！」
何度かキュヒョンに連れて行ってもらった雰囲気のいいBar
カウンター越しに話したマスターは少し年上の気がいい人だった。
A「私、常連じゃないよ？浮かない？」
大丈夫！そう言って笑うキュヒョンは
きっと元気のない私のことをずっと心配してて誘ってくれてる。
A「・・・飲み放題、か。」
コクンと頷いた私にホッとした顔をした。
翌週
会社帰りにキュヒョンと待ち合わせして駅前にあるそのBarに入った。
マスター「おぉ、いらっしゃい！」
出迎えてくれたマスターは笑顔で、キュヒョンの隣でペコリとお辞儀した私に耳打ちする。
マスター「キュヒョン、大事にしてくれてる？
なんか変なことしたら俺に言ってね？」
キュヒョン「マスターっ！！！」
真っ赤な顔になるキュヒョン
A「えっ、いや・・・キュヒョンとはなにも・・・」
言い掛けて、マスターは手を振りながらキッチンに戻って行く。
キュヒョン「ったく、余計なことを。」
ブツブツ言うキュヒョンに腕を引かれて、まだ人が集まっていない場所のスツールに腰を下ろした。
キュヒョン「飲み物もらって来る。」
そう言い残してカウンターに歩いていくキュヒョン。
渡されたキュヒョンのジャケットを畳むと、安心するいい香りがした。
いつも私の側にいて
力になってくれるキュヒョン
その隣に寄り添っていられることは居心地がいい。
ジャケットに顔を埋めながら思わず顔が綻んでいた。
さっきからBarの入り口は慌ただしく人が出入りしている。
A「キュヒョンまだかな・・・」
待ちながら何気なく眺めていた私の目の前に
A「え・・・？チャンミン・・・？」
グレーのスーツの懐かしい姿
ヒョリンさんをエスコートしながら店に入ってくるチャンミンが見えた。
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なお(プロフ) - シムシムさん» 天才だなんて！恐縮ですが嬉しいですよ。苦しむチャンミンお好きだなんて、シムシムさんもドS仲間ですか？笑 私もチャンミンが八の字眉毛になって困っている姿に悶えます← 最近違うお話も始めていますのでぜひ遊びに来てくださいね。 (2016年2月22日 18時) (
レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
シムシム(プロフ) - もぉ なおさん天才っ！ 今夜も眠れなくなってしまいました(>_<) 笑顔のチャンミンより、私のために悩んで、苦しんでるチャンミンを想像することの楽しいこと！ 笑 ほとんどの作品を読んでしまったから、もぅ一回読み直そうかな？ ほんとドキドキをありがとう！ (2016年2月17日 1時) (レス) id: c4f2131a9c (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - なつさん» ドS信者のなっちゃん、今回も振り回されながらも着いてきてくれてありがとう。お互い素直になれないふたりだから、端折れば数話で片付く話が一章使えたよ。ギュの下書きに思いの外手間取っていて、復帰見通しは立たず…お蔵入りの可能性も。プチ波乱？欲しがるねぇ。笑 (2015年8月10日 22時) (レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 二人して折れないもんだから翻弄されたわ！けど満たされた〜♪ドストライクな物語でした。寂しくなるから〆コメできなかったんだけど、ぎゅで浮上したよ。ちなみに恒例のメインＣＰのプチ波乱続編のご予定はないのかな？おかわり欲しすぎ？笑 (2015年8月9日 0時) (レス) id: 54d1c0b600 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - Kazunさん» わぁ！嬉しいです。読んでくださってありがとうございました。山あり谷ありのこのふたりでしたが、ラストはやっぱりハッピーエンドで♪ また次作でお目に掛かれると嬉しいです。また大好き、と言ってもらえるようなお話目指して頑張りますね。 (2015年8月8日 23時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2015年6月26日 23時
