存在〜Changmin side〜 ページ22
再会したときから
運命と信じて疑っていなかった。
大人に成長したあなたは俺には手が届かないくらい素敵な女性になっていて
強がるふりも
本当は弱いところも
年上なのに
全部可愛くて仕方ないと思えたんだ
一緒に暮らせば
その俺だけに向けている笑顔を閉じ込めておけると思ったのに
チャンミン「Aさん・・・俺じゃダメなの？」
返事のあるはずのない夜空に向かって呟く
結局
俺よりキュヒョンが側にいて
Aさんのことを分かってやれて
力になってあげられて
俺って
一体
なんのための存在なんだろう。
ふらふらと立ち上がって
公園から見える通りの向かいのコンビニに入る
籠に入るだけのビールの缶を詰め込んで
もう一度公園に戻ってベンチに腰掛けた。
空いた缶がコロコロ転がって
ヒールの靴のつま先に当たる
「はぁ、やっと見つけた。」
ベンチでおやじのように飲んだくれてた俺は
たまたま鳴った携帯の画面をよく確認もせずに出た
「びっくりしたよ。どこにいるの？って聞いたら呂律が回ってない声で答えるんだもん。」
もう飲み始めて何時間経っているんだろう。
まぶたが重くて目を開けているのもつらい。
「ちょっと！こんなところで寝ちゃだめだって！」
俺の隣に腰掛けた肩に落ちるようにもたれ掛かる
優しい香り
優しい声
泣きそうなくらい
幸せな感触
チャンミン「・・・会いたかった・・」
喉が詰まってうまく声にならない
好きだ
それなのにどうして
あなたは僕の手の届かないところに行こうとするのか
チャンミン「ずっとそばにいて・・・？」
しばらく沈黙していたその手が
ゆっくりと俺の頭を撫で始める
「うん・・・そばにいるよ？」
弾かれるように腕を引っ張って
その求めても足りない唇に何度もキスをした。
現実〜Changmin side〜→←挑発〜Changmin side〜
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なお(プロフ) - シムシムさん» 天才だなんて！恐縮ですが嬉しいですよ。苦しむチャンミンお好きだなんて、シムシムさんもドS仲間ですか？笑 私もチャンミンが八の字眉毛になって困っている姿に悶えます← 最近違うお話も始めていますのでぜひ遊びに来てくださいね。 (2016年2月22日 18時) (
レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
シムシム(プロフ) - もぉ なおさん天才っ！ 今夜も眠れなくなってしまいました(>_<) 笑顔のチャンミンより、私のために悩んで、苦しんでるチャンミンを想像することの楽しいこと！ 笑 ほとんどの作品を読んでしまったから、もぅ一回読み直そうかな？ ほんとドキドキをありがとう！ (2016年2月17日 1時) (レス) id: c4f2131a9c (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - なつさん» ドS信者のなっちゃん、今回も振り回されながらも着いてきてくれてありがとう。お互い素直になれないふたりだから、端折れば数話で片付く話が一章使えたよ。ギュの下書きに思いの外手間取っていて、復帰見通しは立たず…お蔵入りの可能性も。プチ波乱？欲しがるねぇ。笑 (2015年8月10日 22時) (レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 二人して折れないもんだから翻弄されたわ！けど満たされた〜♪ドストライクな物語でした。寂しくなるから〆コメできなかったんだけど、ぎゅで浮上したよ。ちなみに恒例のメインＣＰのプチ波乱続編のご予定はないのかな？おかわり欲しすぎ？笑 (2015年8月9日 0時) (レス) id: 54d1c0b600 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - Kazunさん» わぁ！嬉しいです。読んでくださってありがとうございました。山あり谷ありのこのふたりでしたが、ラストはやっぱりハッピーエンドで♪ また次作でお目に掛かれると嬉しいです。また大好き、と言ってもらえるようなお話目指して頑張りますね。 (2015年8月8日 23時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2015年6月26日 23時
