一線 ページ27
さっきまでさわさわと私の太腿を撫で回していた大きな手
ようやく止まると、熱を持って私の手と重なった
A「・・・ユンビさんが好きなんじゃないの？」
恋焦がれたソウンさんと別れて
今度は妹のようで可愛らしいその子に心惹かれているのだと思っていた
チャンミンは困ったように眉を下げると微かに笑う
チャンミン「ユンビは・・・
可愛くて素敵な女性だと思いましたけど、恋愛感情じゃないです。」
それは、私も同じ存在なんじゃないの・・・？
チャンミン「Aさんとは決定的に違う。
こうして、触れたいとか
他の男と居て欲しくない、とか
そんなふうに思わないです。」
私のおでこの前髪をそっと撫で上げると、掬うように耳に掛けた
チャンミン「『友達』だとずっと、思ってました。
でも、こうして触れて初めて分かった。
Aさんとなら、」
堪えていた涙が勝手に溢れ出していた
絶対に無理だと、
この人が私を振り向いてくれる日は永遠に来ないのだと
チャンミン「友達の一線を越えたいです。」
そう思っていたのに。
笑顔のチャンミンに、私だけ真っ赤な顔
背中に回していた手でぎゅっと抱き締めてくれたから、肩に埋もれて思い切り泣いた。
A「・・・信じれないっ泣
・・・バカ、バカバカバカバカバカチャンミンっ・・泣」
チャンミン「あー、先に言うつもりが、触れたら我慢出来なくなっちゃいました。笑」
まだスハスハ首筋に鼻先を埋めてる
A「もう・・・変態・・・泣」
チャンミン「いいですねぇ。ののしられるとテンション上がります。」
そんな顔して、なに言ってるんだろう
チャンミン「そう言えば、さっきAさん言い掛けていたこと・・・」
A「好きよっ！！ずっっと前からっ！！！」
私の言葉に目を丸くするへんた・・・違う、チャンミン
チャンミン「え？ずっと・・・？」
苦しくて、『友達』をやめる決意でここに来たの
でも、いっか
男と女、として向き合えるなら
結果、『友達』は今日で終わり
A「女として、独り占めしちゃってもいい？」
幸せそうなあなたが、鼻先にチュッと可愛くくれた返事のキス
もうそれだけで私は
天国にも昇れるくらい、あなたの笑顔に救われる
−第二章終わり−
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なお(プロフ) - Doramiさん» 来てくださってありがとうございます！バフバフ笑 バブバブの赤ちゃんプレイでもよかったですかね？ チャンミンの可愛らしいところも母性本能くすぐるので大好きです！チャミロスをこちらで妄想して乗り切れたら、と思います。一緒に待ちましょう♪ (2016年2月22日 18時) (
レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
Dorami(プロフ) - 新章ありがとうございます。ぱふぱふ、なのにバフバフ、と読んでいて１人萌えたおばさんでした(≧▽≦)グフグフも好きですけどね。×△※☆ロス、一緒に乗り切りましょ？ (2016年2月19日 20時) (レス) id: 80c840f41f (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - satoさん» お久しぶりです！satoさ〜ん！会いたかったですよぉ。さっそく雲行き怪しい展開ですが・・・楽しんで頂ければと思います。 (2016年2月16日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ゆのばにさん» 楽しみにしてもらえて本当嬉しいです！頑張りますね。 (2016年2月16日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - りんさん» お久しぶりです♪またよろしくお願いします！ (2016年2月16日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2015年10月30日 23時
