浄化〜Changmin side〜 ページ3
電話を切って、固まってしまった俺の横顔を心配そうに見つめるヒョン
チャンミン「マネージャー、すいません・・・」
マネージャー「え？」
ちらっと運転席から振り返って、聞こえてない顔をしているマネ
チャンミン「俺、ここで降ります・・・」
マネージャー「はぁ！？なんで！宿舎、もう着くぞ？」
窓の外は小雨
降りたって行く当てもあるわけないのに
帰りたくない
こんな泣きそうな顔
誰にも見られたくなかった
チャンミン「いいから降ろしてくださいっ！！」
ユノ「チャンミンっ！！」
マネージャー「おいっ！！」
赤信号で止まっていたバンから、止める声も聞かずに飛び出した
横断歩道を走って渡って
そこからはもう無我夢中
はっきり言って、あまり記憶もなかった。
気が付くと目の前に広がっていたのは、雨に濡れた東京タワー
頭上を高く見上げると、霧が掛かったように空に一面のオレンジ色が映る
A「なにやってるのっ！！
風邪ひくじゃないっ！！
なんで建物の下とかにいないのよ！！」
俺はなんで、急に電話したんだろう
誰にも見られたくなかったはずの泣き顔なのに
こんな弱さを見せることは恥ずかしいはずなのに
チャンミン「あぁ・・・Aさん、来たんですね。」
無償にあなたの声が聞きたかった
抱き締めてくれたAさんに身体を預けると
まるで母親に安心した子どものように涙が零れた
誰かに助けてもらいたくて
でも誰でもいいわけじゃなくて
それはきっと、あなただから
心を許したあなただから
素直に優しさに甘えられて
心が浄化していくように、落ち着きを取り戻せたんだと思う。
A「くしゅん！」
寒そうに身震いしたAさんの、雫が零れる髪を耳に掛けてあげた
一瞬、びくっと身体を引いたAさん
A「早く着替えないとね。
あっ、私あそこでタクシー拾うから、チャンミンは？宿舎？」
早口で捲り立てたその頬が、少し赤くなってる
チャンミン「・・・・Aさん家行っちゃだめ？」
宿舎に帰りたくない俺は口をへの字に曲げて必死にアピール
チャンミン「深い意味はないですから。」
牽制するつもりで言った俺に、複雑そうな顔をしながら「いいよ」と答えた。
彼〜Changmin side〜→←完璧〜Changmin side〜
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なお(プロフ) - Doramiさん» 来てくださってありがとうございます！バフバフ笑 バブバブの赤ちゃんプレイでもよかったですかね？ チャンミンの可愛らしいところも母性本能くすぐるので大好きです！チャミロスをこちらで妄想して乗り切れたら、と思います。一緒に待ちましょう♪ (2016年2月22日 18時) (
レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
Dorami(プロフ) - 新章ありがとうございます。ぱふぱふ、なのにバフバフ、と読んでいて１人萌えたおばさんでした(≧▽≦)グフグフも好きですけどね。×△※☆ロス、一緒に乗り切りましょ？ (2016年2月19日 20時) (レス) id: 80c840f41f (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - satoさん» お久しぶりです！satoさ〜ん！会いたかったですよぉ。さっそく雲行き怪しい展開ですが・・・楽しんで頂ければと思います。 (2016年2月16日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ゆのばにさん» 楽しみにしてもらえて本当嬉しいです！頑張りますね。 (2016年2月16日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - りんさん» お久しぶりです♪またよろしくお願いします！ (2016年2月16日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2015年10月30日 23時
