Another story７ーChangmin sideー ページ41
「シムの成績ならとりあえず問題ないだろう。
でも先は長いぞ、頑張れるか？」
チャンミン「はい、頑張ります。」
失礼します、と扉を締めて先生との面談は終わった。
進学校のこの高校からでも難関の医学部のある大学
迷うことなく、僕は進路をそこに決めていた。
やるからには徹底的に
持ち前の真面目さと几帳面さが手伝って
志した医学の道は少しずつ前進していった。
あの女の人が言っていた『誰かのために』
そんな役に立つ仕事がいつしか僕の夢になった。
あの女の人も今頃看護婦を目指して頑張っているんだろうか。
チャンミン「いつか・・・同じ職場で働けるといいな・・・」
そんな再会、あるわけないのに。
今思うと、あの頃の思い出は恋心とはちょっと違っていて
『僕の夢を造ってくれた人』
小学生の僕から見たらあまりにも大人びて見えたその女性は
『恋』というより『憧れ』に近かったような存在だった。
パタン
久しぶりに見た卒業文集を机の上で閉じた。
「チャンミーン？ご飯できたけどー！」
遠くのキッチンからは愛しい人の呼ぶ声がする。
チャンミン「今行きまーす！」
大きな声で答えた俺はそっと卒業文集を引き出しに閉まった。
A「ねぇ、今週から外来デビューなんだよね？」
チャンミン「そうですね。」
ワクワクしたような顔でご飯を食べる俺を見る。
研修期間が終わってとうとう一人立ちする朝
俺の隣には一緒に暮らすようになったAさんが居る。
A「ドキドキするね。」
チャンミン「あまり今までと変わりませんよ？」
A「そう？・・・チャンミンの白衣姿
またたくさんの人が見て鼻血出しちゃうんじゃないのかなぁ・・・」
チャンミン「・・・そんなにカッコいいから、心配ですか？」
ニヤッと笑った俺に口を尖らせて「別に」とそっぽを向く。
いつまでたっても相変わらずだ。
素直じゃない、俺の彼女は。
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ミルクティ(プロフ) - 楽しく一気に読ませて頂きました。お見合いの場面でチャンミンが現れた時は期待半分のドキドキでした。二人、気持ちが通じ合えて良かったです。彼女との出会いが医者になるきっかけになっていたのですね！夢を叶えていつでも誠実なチャンミンがカッコ良かったです。 (2017年6月12日 15時) (
レス) id: 1eac5c6b24 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - なおさん» いいのです。溢れ出す妄想！またそれを読める私達。なおちゃん、それでいいのです。悩むな！悩むな！書け！書け！書くんだ！なおちゃん(//∇//) (2015年6月26日 19時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - wakaさん» wakaちゃん、お久しぶり！一度自分で決めたことでも、溢れ出す妄想の行き場がなくて笑 結局書いてしまう自分に嫌気がさすよー。 (2015年6月26日 19時) (レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - だから、辞めなくていいって（笑）しばらく来れてなかったから。なおちゃん、楽しみにしてるからね(￣∇￣) (2015年6月26日 0時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - かのかさん» かのかしゃん！お久しぶりです。ぎゅーーんときてくれた？笑 すっごく嬉しいよ。ノンリアルは本当自信がないので、いつもドキドキしながら更新。そう言ってもらえると書いて良かったなぁと思えます。最後に一言。チャミペンじゃなかったんかーい！知らなかったよ！笑 (2015年6月21日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2015年5月7日 23時
