おあいこ ページ20
チャンミン「起きてますか？」
A「ん・・・寝てた・・」
寝起きのボーっとした頭で携帯を握っていた。
まだ頭が働いていなくて気まずいはずのチャンミンの電話にも平気で出てしまった。
チャンミン「キュヒョンは？」
A「居るわけないじゃない。
お昼一緒に食べたら帰ったよ。」
チャンミン「・・・そう。」
A「・・・なに？どうしたの？」
沈黙するチャンミンに心配になってくる。
今日病院まで行ってしまったこと、本当に怒っているのかな。
A「あのっ、チャンミン・・・」
チャンミン「この前・・・酔ってるAさんに・・・僕
冷たい態度を取りましたよね？」
酔ってるって・・・確かに酔ってたけどあの日のことはちゃんと覚えてるし
本当は勢いだけであんなことしたわけじゃないのに。
A「私のこと、軽蔑した？」
チャンミン「・・・いいんです。」
え？
なにが・・・？
ピンポーン
急に玄関から鳴らされた音に驚いてベッドから跳ね起きて振り向いた。
A「・・・チャンミン、
そこにいるの？」
チャンミン「僕のことも軽蔑していいから。
これでおあいこにしましょう。」
急いで鍵を開けた扉から
チャンミンが倒れるように入ってきた。
A「な・・に・・
お酒臭い。」
チャンミン「僕も酔ってここに来ましたから。
これでAさんとおあいこ。」
意味が分からなくて
眉をひそめてチャンミンの顔を覗き込む。
A「んっ・・！！」
突然塞がれたお酒臭い唇に
驚いて肩を押した。
A「・・・ひどいよ、チャンミン。」
チャンミン「なんで？」
酔った勢いで俺もキスしたから
これでおあいこって、そういう意味？
遊びでも構わないと先に言ったのは私なのに
胸がズキズキ痛い。
A「彼女・・・いるんでしょう？」
チャンミン「・・・・。」
A「チャンミン、私はね・・・」
今なら本当は好きって伝えても
酔っているなら忘れてくれる？
チャンミン「最初に会った日から
興味があるって、ちゃんとそう言ったでしょ？」
見上げたチャンミンの目は
もの哀しく揺れていた。
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ミルクティ(プロフ) - 楽しく一気に読ませて頂きました。お見合いの場面でチャンミンが現れた時は期待半分のドキドキでした。二人、気持ちが通じ合えて良かったです。彼女との出会いが医者になるきっかけになっていたのですね！夢を叶えていつでも誠実なチャンミンがカッコ良かったです。 (2017年6月12日 15時) (
レス) id: 1eac5c6b24 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - なおさん» いいのです。溢れ出す妄想！またそれを読める私達。なおちゃん、それでいいのです。悩むな！悩むな！書け！書け！書くんだ！なおちゃん(//∇//) (2015年6月26日 19時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - wakaさん» wakaちゃん、お久しぶり！一度自分で決めたことでも、溢れ出す妄想の行き場がなくて笑 結局書いてしまう自分に嫌気がさすよー。 (2015年6月26日 19時) (レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - だから、辞めなくていいって（笑）しばらく来れてなかったから。なおちゃん、楽しみにしてるからね(￣∇￣) (2015年6月26日 0時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - かのかさん» かのかしゃん！お久しぶりです。ぎゅーーんときてくれた？笑 すっごく嬉しいよ。ノンリアルは本当自信がないので、いつもドキドキしながら更新。そう言ってもらえると書いて良かったなぁと思えます。最後に一言。チャミペンじゃなかったんかーい！知らなかったよ！笑 (2015年6月21日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2015年5月7日 23時
