夢 ページ14
久しぶりのチャンミンを目の前にして、お酒を煽るしかなくなった。
当たり障りのない話題から
決して「彼女」の話題に移らないように
キュヒョン「へぇ、そんなに忙しいんだ。」
チャンミン「カンファレンスや外来見学はもう始まってるから
朝早くから出勤してるよ。」
「チャンミンは遊んでる」と言っていたキュヒョンは驚いている。
相変わらずチャンミンの医療話を聞いたところで私にはちんぷんかんぷん
昔は俺も医者になりたかったらしいキュヒョンとは話が進んでる。
チャンミン「ごめんなさい・・・分からない話ばかりでしたね。」
A「いいよ、別に。」
キュヒョン「Aは？どうして今の仕事に就いたの？」
どうしてって・・・言われても
A「昔から特に夢なんてなかったし
大学の就職活動で好感触だった今の会社に決めただけ。」
一般企業の普通のＯＬ。
いつかは結婚して
退職していくものだとばかり思っていた。
チャンミン「・・・夢、なかったんですか？
昔から？」
眉をひそめたチャンミンを見て
イラッとした気持ちがまた顔を出した。
A「悪い？
別に夢なんかなくても、普通にご飯が食べていける生活ならそれでよかったんだもん。」
チャンミン「誰かを助けたいとか。
そんなふうに思ったこと、なかったんですか？」
なに言ってるの？
そんなこと、あるわけない。
A「自分がちょっと頭いいからって・・・
私はチャンミンとは違うの。
人のことバカにしないで。」
またケンカ腰になった私たちふたりを見て、キュヒョンがまぁまぁ、と笑って制止した。
あの日
チャンミンがなぜあんなことを言ったのか
それが分かるのは
ずっとずっと先の話だった。
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ミルクティ(プロフ) - 楽しく一気に読ませて頂きました。お見合いの場面でチャンミンが現れた時は期待半分のドキドキでした。二人、気持ちが通じ合えて良かったです。彼女との出会いが医者になるきっかけになっていたのですね！夢を叶えていつでも誠実なチャンミンがカッコ良かったです。 (2017年6月12日 15時) (
レス) id: 1eac5c6b24 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - なおさん» いいのです。溢れ出す妄想！またそれを読める私達。なおちゃん、それでいいのです。悩むな！悩むな！書け！書け！書くんだ！なおちゃん(//∇//) (2015年6月26日 19時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - wakaさん» wakaちゃん、お久しぶり！一度自分で決めたことでも、溢れ出す妄想の行き場がなくて笑 結局書いてしまう自分に嫌気がさすよー。 (2015年6月26日 19時) (レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - だから、辞めなくていいって（笑）しばらく来れてなかったから。なおちゃん、楽しみにしてるからね(￣∇￣) (2015年6月26日 0時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - かのかさん» かのかしゃん！お久しぶりです。ぎゅーーんときてくれた？笑 すっごく嬉しいよ。ノンリアルは本当自信がないので、いつもドキドキしながら更新。そう言ってもらえると書いて良かったなぁと思えます。最後に一言。チャミペンじゃなかったんかーい！知らなかったよ！笑 (2015年6月21日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2015年5月7日 23時
