境界線 ページ14
その後、またチャンミンに押し切られて・・・
２人ともシャワーを終えた頃には、結構いい時間になっていた。
チャンミンは窓の側でどこかに電話を掛けていて、私はその間にハムと卵とトーストを焼いて、簡単な朝食を作っていた。
チャンミン「ありがと。
・・・これ食べたら、宿舎戻らないと。」
泊まったから誰かに怒られたりしたの・・かな？
不安そうな私の顔を見て、「大丈夫だよ。」チャンミンはそう言って笑った。
帰り際。
チャンミン「今度日本に行く予定とかないの？」
A「あ・・あるよ！
今度会社の出張と休みを重ねて、東京に帰るつもり。」
ちょうど、２週間後。
チャンミン「僕またしばらく日本だから・・・
東京で会える日あったら、お互い連絡しよ？
もちろん、韓国でも会いたいけど。」
チャンミンは少し照れくさそうに、言いながら。
そっとキスしてくれた。
今まで私が引いていた境界線を。
チャンミンはいとも簡単に飛び越えて来てくれる。
最初は戸惑っていたけれど、今は単純に嬉しいと思える。
A「・・・うん。分かった。
ライブ頑張ってね。
・・・浮気。
しないようにね。」
わざと冗談ぽく笑顔で言った私に、チャンミンは。
チャンミン「しないよ！！」
と、むくれて笑った。
やっぱり、信じてるからね。
チャンミンが帰った後の部屋の空気を入れ替えると、寒空の中で少し晴れ間が差していた。
この気持ちを大事にしよう。
そして、チャンミンのことをもっと、大切にしよう。
ーーー
その翌日。
会社に出勤すると。
杉崎に呼び止められる。
そうだ、あの日。送ってもらったのに。
・・・と言うか、チャンミンの顔見られた・・・よね？
杉崎「この前・・・あの後大丈夫でしたか？
彼氏？怒ってたみたいだったけど。」
分かって・・ない？？
何だかチャンミンのことを杉崎に心配かけるのは、すごく申し訳ない気になってくる。
A「うん。大丈夫。
本当にあの日はありがとうね。」
私がなるべく笑顔で返すと、杉崎は片眉を上げて、まだ心配そうな顔をした。
それから、約２週間後。
チャンミンと私は東京で会う約束だった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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Mayu(プロフ) - ２最後まで読ませていただきました！ドキドキキュンキュン妄想させていただきました！ありがとうございましたm(_ _)m ３のパス解除また待たせていただきます^^ それまで又１と他の小説を何度も読ませていただきます。幸せな時間をありがとうございます！ (2015年4月15日 20時) (
レス) id: 692727c4ce (このIDを非表示/違反報告)
Mayu(プロフ) - なおさん パスワード解除していただいてありがとうございますm(_ _)m 読ませていただきます！嬉しいです(T_T) (2015年4月15日 17時) (レス) id: 692727c4ce (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - 付き合う相手がチャミなら、心配や不安でいっぱいになっちゃいますよね・・・。今度は切なさで胸がキュンとなりました。最後は仲直りできてよかった＾＾最後の夜景のシーンは、ドラマのようでステキです☆ (2014年7月5日 8時) (レス) id: 29aac44701 (このIDを非表示/違反報告)
麗美 - ぜひ、続編書いて下さい！ (2012年6月27日 22時) (レス) id: 7bf3262b08 (このIDを非表示/違反報告)
麗美 - ぜひ、続編書いて下さい！ (2012年6月27日 22時) (レス) id: 7bf3262b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2012年6月15日 15時
