夜明け ページ13
AM７：００。薄光が差し込む、冷たい空気の部屋の中。
私は浅い眠りから目を覚ます。
右を向けば、抱いていた時の男らしい表情の今朝がたとはまた違う。
小さく寝息をたてる、かわいい寝顔のいとしいチャンミンの姿。
悩んでいたこの数日が何だったのかと思うくらい。
優しい時間。
今日は、私は祝日で会社は休み。昨日は休日出勤もしたし。
チャンミンは寝る前、「今日は昼過ぎからの仕事なので、大丈夫。」
と言っていた。
休み・・・本当にないくらい忙しいんだな。
なのに、こうやって私に会いに来てくれる。
もうあれこれ考えて苦しむのはよそう。
こうやって、側に来てくれるだけで充分じゃないか・・・
それに。
昨日の私の目を見て、写真の出来事を説明していたチャンミンには。
何だか嘘が無かったような気がする。
・・・・そう言えば。昨日シャワーすら浴びてないや。恥ずかしいな。
先に浴びて、チャンミンはもう少し寝かせてあげよう。
そう思ってチャンミンの腕から、頭を上げた瞬間。
チャンミン「・・・ん。もう起きるの？」
寝ぼけた声で、眉をしかめる。
A「起こした？ごめんね。
まだ寝てていいから。
私、先にちょっとシャワー浴びて来るね。」
チャンミンはすっぽり腕で私の頭を包んで離そうとしない。
ちょ、ちょっと・・・そんな近いと、
心臓もたないんですけど。
チャンミン「・・・今何時？」
枕元にあった目覚まし時計を確認すると。
チャンミン「まだいいじゃん。」
チャンミンは、にっこり笑って体に抱きついてくる。
チャンミン「・・・・ねぇーー。シャワー浴びる前に、
もう１回しよ。」
A「・・・もういいよ。
昨日したじゃん。何回も。」
チャンミンは意地悪そうな目でにこっと笑うと、
チャンミン「僕は若いから。大丈夫。」
むかっ。
A「悪かったわね。おばさんは体力無くて。」
わざとらしくすねた顔で答える私にチャンミンは。ハハハっと楽しそうに笑って優しく軽いキスをする。
もう・・・ずるい。
仕方ないなぁ。
そんなふうにキスされたら。
私だって。
チャンミンから離れたくなくなるじゃない。
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革ベルト
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Mayu(プロフ) - ２最後まで読ませていただきました！ドキドキキュンキュン妄想させていただきました！ありがとうございましたm(_ _)m ３のパス解除また待たせていただきます^^ それまで又１と他の小説を何度も読ませていただきます。幸せな時間をありがとうございます！ (2015年4月15日 20時) (
レス) id: 692727c4ce (このIDを非表示/違反報告)
Mayu(プロフ) - なおさん パスワード解除していただいてありがとうございますm(_ _)m 読ませていただきます！嬉しいです(T_T) (2015年4月15日 17時) (レス) id: 692727c4ce (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - 付き合う相手がチャミなら、心配や不安でいっぱいになっちゃいますよね・・・。今度は切なさで胸がキュンとなりました。最後は仲直りできてよかった＾＾最後の夜景のシーンは、ドラマのようでステキです☆ (2014年7月5日 8時) (レス) id: 29aac44701 (このIDを非表示/違反報告)
麗美 - ぜひ、続編書いて下さい！ (2012年6月27日 22時) (レス) id: 7bf3262b08 (このIDを非表示/違反報告)
麗美 - ぜひ、続編書いて下さい！ (2012年6月27日 22時) (レス) id: 7bf3262b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2012年6月15日 15時
