覚悟 ページ32
チャンミン「・・・なぁ、A？これからどうしたい？」
A「だから、部屋にあがってって、」
チャンミン「違う。そうじゃない。」
真剣な顔で、助手席に戻った私を見つめる
たった今、キスしたじゃない
一年ぶりに巡り会って、燃え上がるような
お互いに気持ちが残ってるから引き寄せられたんじゃないの？
チャンミン「・・・俺だって簡単にあの日、Aを手放したわけじゃない。
理由があるから。」
A「だからその理由を教えてよ！」
チャンミン「い・や・だ。」
い・や・だ・って！！！
じゃあどうしろって言うのよ！！
ぷぅっと膨れた私に
チャンミン「理由があるから。
だから、また簡単に戻るってわけにもいかない。」
その言葉を聞いた瞬間
血の気が引く思いがした
運命だって喜んで
勢いで押し倒してしまった私なんかより
チャンミンはきっと冷静
なんとかなる、なんて思えない二人
なんとかしよう、とあがいたところで
チャンミンの考えに逆らって事態が良くなることはないだろう
チャンミン「Aはどうしたい？」
ひどいよ
一応私の為に聞いてくれる優しさなんて
A「・・・私は、」
チャンミン「ここでもし、おまえが何が何でも俺を好きって言うなら、」
不意の言葉に顔をあげて見る
チャンミン「俺も覚悟決めるけど。」
チャンミン遠回しの言い方はいつも分かりにくい
必要なことも、甘いセリフも言ってくれない
でも
ちゃんと最後には
私のことを考えていてくれる
そういうところ
大好き
本当に、大好きよ
A「・・・別れなきゃいけない理由がいくつあったとしても、
私には理由にならない、」
チャンミン
ねぇ
チャンミン
A「重たい女だけど、死ぬまで大好きだから。」
二人で、正面突破しちゃおうよ
しがらみや、難しいことなんて
どうでも良くなるくらい、
二人で愛し合いたいよ
チャンミン「・・・Aに覚悟があるなら、」
ニヤッと口元が笑うと、もうチャンミンの瞳に迷いはなかった
チャンミン「俺も、襲われた誘いに乗らなきゃ失礼だよな？」
一気に座席のシートを倒すと、私に馬乗りになってきた
守る〜Changmin side〜→←クラクラ〜Changmin side〜
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りん(プロフ) - 妄想は、自由！＾＾ウハ (2021年5月5日 1時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - wakaさん» wakaちゃんお久ぶり。いつもありがとう！次回作、書けるといいんだけどなかなか・・・ドS不足だったかな？最近Sっけ足りなくてすまぬ。 (2019年6月10日 21時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - としえさん» 私情を持ち込むなー！と腹立ってます。 (2019年6月10日 21時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - あみさん» 泣いてもらえてよかったです！！ (2019年6月10日 21時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 千衣さん» すっかりご無沙汰致しております。そんなふうに言ってくださること、本当にありがたいですね。新作書けるといいなぁ^^ (2019年6月10日 21時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2018年6月24日 19時
