～Changmin～you're my everything destiny episode (ページ23)

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宣言ページ23

チャンミンの少し冷たい指先が、私の頬に遠慮がちに触れた。

チャンミンが不機嫌だとばかり思っていた私の身体は

思わずビクッと震える。

チャンミンはそんな私のことを見て

少し切ない顔をして、眉を下げた。

チャンミン「仕事で会えないって言っておいて。
・・・本当は。今日、この後。
Aの部屋に行って、サプライズする予定だったのに。
・・・完全にこっちが驚かされたよ。」

・・・サプライズ？自分の誕生日なのに？私に？

そんなこと考えてくれていたなんて。

全然知らなかった。

A「・・・私が来たことっ泣
怒ってるんじゃなくて？」

さっきの態度を思い出して、まだ泣けてくる私の頭をポンポンと叩いて。

チャンミン「・・・なんで怒るの？笑
そりゃ、突然計画狂って戸惑ったけど。」

柔らかい表情のチャンミンを見て

強張っていた身体の奥の力がスーっと抜けた。

チャンミン「・・・計画変更。
こうやって、大勢の前っていうのも悪くない。」

そう言ってニヤリといたずらっぽく笑うと、「ちょっと待ってて」と言い残して行ってしまった。

ふと周りを見渡すと

何人もの人たちが、まだ頬に涙の跡が残っている私の顔を見て

興味深そうに見入っていた。

恥ずかしくて、うつむいた顔を一生懸命焦って拭いていると

チャンミン「おまたせ。」

そう言って現れた、私の大好きな人の手の中には

・・・・鍵？？

チャンミン「前に、一緒に暮らすって約束したの。
覚えてるよね？」

あぁ・・・

この間、ケンカした後。

チャンミンが一方的に・・・

チャンミン「これ、用意した部屋の鍵。」

びっくりして固まってしまった私の手に

チャンミンは嬉しそうに茶色に鈍く輝く鍵を握らせた。

ドンへ「え！？チャンミン一緒に暮らすの！？」

ポカンと口が空いている、キュヒョンやユノより

先に反応したのは、私たちの仲をなにも知らないドンへさんだった。

チャンミン「・・・ヒョン。
そうですよ。
紹介しますね。
僕の大切な人です。」

私の肩を抱いて、ドンへさんと向き合ったチャンミンの声は大きくて

まるで周りに宣言してくれているようだった。