～Changmin～you're my everything destiny episode (ページ21)

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居心地ページ21

チャンミンの視線は一瞬でフッと外され。

また笑顔で隣の人たちとハグし合っていた。

キュヒョン「・・今、一瞬こっち見たよな？」

意味が分からないと言った表情で、キュヒョンが首をひねる。

さっきまで、チャンミンに会えると思ってドキドキしていた緊張感は

すぐにドクドクとした嫌な鼓動に変わる。

もしかして・・・

嫌だった？

私がこの場に来たこと。

「おお～！！」

っと言う歓声が上がり

巨大ケーキに刺さったたくさんのろうそく。

笑顔で吹き消すチャンミンの顔が

涙で滲みそうだった。

キュヒョン「・・・大丈夫？」

私の異変に気付いたらしいキュヒョンが

珍しく弱気な顔で私の顔を覗き込む。

ドンへ「キュヒョン、その子誰？」

たまたま近くにいたSJのメンバーのドンへさん。

きょとんとした顔で私とキュヒョンを見ていた。

キュヒョン「あー・・・
チャミナの彼女ですよ。」

サラッと爆弾発言をしたキュヒョンに

ドンへ「えぇーーー！！！」

大絶叫が響き渡った。

A「え・・いや・・・汗
あの・・・私
ち、違います！！」

キュヒョン「いや、違わないでしょ。笑」

勢い余って否定した私に、キュヒョンは苦笑いで突っ込んだ。

ユノ「Aさん、来てくれたんだ！」

ユノが近くに来て、私に握手を求めてきた。

近くにいた女性、数人がチラチラこっちを見て。

なにやらヒソヒソと話しているのが見えた。

・・・この居心地の悪さったらない。

A「すいません・・・
私、帰ります！！」

ユノ「え！？まだ、みんなに紹介してないし・・・」

ユノが言い終わる前にペコリと頭を下げ、

キュヒョンに持って来た紙袋を押し付けた。

A「これ、チャンミンに渡しといて・・・プレゼント。」

キュヒョン「・・・自分で渡しなよ。」

A「・・・いいの。」

さっきのチャンミンの目を見て思った。

チャンミンは喜んでくれなかった。

私は場違いなんだ。

これ以上迷惑になる前に

涙なんか見せないうちに

もう帰りたい。

キュヒョンが思わず掴んだ私の左腕。

その部分が熱を持って

また目がしらが熱くなった。