～Changmin～you're my everything destiny episode (ページ18)

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素直ページ18

キュヒョン「・・・それ、単なるヤキモチだろ。」

事の事情を一通り聞いたキュヒョンは、電話口であっさりとそう言った。

A「え？・・・ヤキモチ？・・まさか。」

あのチャンミンが？大親友のキュヒョンに？

キュヒョン「本当に分かんないの？笑
にぶ過ぎ笑」

私の事をそうからかいながら、楽しそうに笑った。

キュヒョン「あいつもAのことになると、ただの男だし。
面白くなかっただけじゃない？」

A「え・・・本当に？
チャンミン、キュヒョンには何でも話せるんだとか。
楽しく食事でもしてくれば？って言ってたよ？」

寂しかった、本当は。

冷たい言い方でそう言われて。

キュヒョン「そのまま捉えるなよ笑
チャミナ、ちょっとひねくれた所あるからさ。
Aより付き合い長い俺が言うんだから。
間違いないよ。」

世間ではキラキラした大スターで。私にはもったいない、誰よりも自慢の彼。

私が彼にヤキモチをやくことはあっても。

彼が私にそんな子供みたいなヤキモチをやくなんて。

込み上げて来る優しい愛しさに

思わず笑みが零れた。

次の日

彼は電話ではなく、仕事帰りに突然部屋にやって来た。

チャンミン「あーー・・昨日は、ごめん。」

バツが悪そうに、髪を掻きながら。

今、この人は紛れもなく

私の愛するただの男だ。

A「これからは。
なんでも一番に話すね？チャンミンが大好きだから。」

素直になるってことは、思ったより簡単だった。

その人のこと。

すべての感情で愛せばいい。

ちょっと面食らった顔をして顔を上げたチャンミン。

チャンミン「僕も・・・大好きだよ。
いや・・・
愛してる？かな？」

耳を赤く染めて、笑った顔は。

さっき寒い外から来たせいなのか。

それとも、チャンミンも私と同じで。

素直になることに嬉しさと恥ずかしさを感じたからなのか。

A「・・・一緒に、お風呂入ろう？一人じゃ寂しいから。」

やっと言えた『寂しい』。

こんな寒い夜は

あなたの側を離れたくない。