～Changmin～you're my everything destiny episode (ページ2)

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欲求不満ページ2

後ろから抱き締められて、息がかかる。

チャンミンの長い手足に抱え込まれるように胸の中に閉じ込められて

「好きだよ」も「愛してる」もいつまでもくすぐったい。

チャンミン「A・・目閉じてよ。」

閉じてるんだけど、さっきからずっと。

チャンミン「A・・キスして。もっと。」

チャンミンの顔は目前まで迫ってくるのに、

届きそうで届かない。

チャンミンの温かい息づかいは

全然感じない・・・

・・・・・・

ｐｐｐｐｐｐ

A「・・・・夢か。」

目覚ましの音がけたたましく鳴り響くAM６：５０。

今日もチャンミンの空想で目が覚める。

夢と呼ぶにはあまりにリアルで

きっとこれは私の願望なんだ。

そう思わずにはいられなかった。

私・・・欲求不満？

八つ当たりするように目覚まし時計のボタンを叩きつけて、

携帯のウインドウを確認する。

『to:A

今日も疲れたーー！
おやすみ！』

A「え？え！？ちょっと、待って！これだけ！？汗」

急いで画面をスクロールしてみても

他に文字は見当たらない。

嘘でしょ・・・

最近ちょっと淡泊過ぎない！？

出逢った頃はもっと・・・こう・・・

こっちが照れ臭くなるような甘い言葉とか照

普段はシャイなチャンミンだけど

あーー、やっぱり韓国男子は違うな、って。

心の底からウキウキ出来たのに。

もしかして、釣った魚に餌はやらないタイプ！？

それとも・・・

私に興味が無くなってきた・・・とか？

付き合って、約１年。

今までいろんなこと乗り越えてきたけれど。

俗に言う、倦怠期。

彼の職業はちょっと特殊だけど

世間一般のカップルたちときっと同じように、

私たちにもその波がやってきていた。