〜Changmin's love story〜 ページ37
恋愛の仕方なんてとっくの昔に忘れた
少女マンガのような展開の先には立ちはだかる『現実』が待ち受けてることはもう知っているし
そんなことで悩んだり、落ち込んだり
打算で生きてる方が人生は楽
恋愛なんてバカみたいなこと
私の人生にはまっぴらごめんだ
「ヌナ、」
耳元で近付いて囁く声は無視
私はパソコンに向かったまま、指先をひたすら動かし視線は全く外さない
「ヌナ〜」
A「甘える声出しても、ダメなもんはダメ。」
ちぇっと、小さく舌打ちをして
声の主は顔を上げる
A「いい加減にしてよね、チャンミン！
私はただのスタッフでマネージャーじゃないの。
頼みごとがあるなら、キムさんに言いなさいよ。」
「え〜、だって、」
口を尖らして拗ねた顔したって無駄
私はいつだってあんたを甘やかしてなんかやらないから
「Aなら適任でしょ。
だっていい男に興味ないもんね。」
こんな一言に押され、私の移動はあっさり決まった
移動先はアイドルのマネジメントを手がける大手プロダクション
仕事一筋と心に固く誓っていた私は
今人気のアイドル達を目の前にしてもまったく変な噂は立たないだろう、と
上司のお墨付きをもらって７年務めた芸能プロから派遣された
A「いい男って・・・
ただのアイドルじゃない。
キャーキャー騒ぐ気持ちが分かんない。」
移動の荷物の入った大きな段ボール箱を抱えて、エレベーターホールを曲がったその時だった
チャンミン「だって、女の子と行く店の予約、
マネージャーに頼むより
ヌナの名前の方が怪しまれないでしょ？
お願い、ヌナ。電話しといてください♪」
目の前で両手を合わせて、安っぽく頼まれる
女の子と行く店の予約を私に取らせる、
あからさまに
女である私を『使って』る
あの日偶然、エレベーターホールで派手にぶつかったあなたに
私は
人生にはまっぴらごめんだった恋をした
でもそれは
私だけが意識して、上がったり落ちたりの感情を繰り返し
あなたにとっては
ただの『使えるスタッフ』
ただそれだけの
叶うこともない恋の始まり
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ﾄﾓ(プロフ) - ぜひユノ書いてください┏○ﾍﾟｺでも、なおさんのおかげで、チャンミンはもちろんギュも好きになったり入り込んでしまいます笑！ (2016年10月26日 19時) (
レス) id: 544d410953 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ﾄﾓさん» さっそく読んでくれてありがとう！よかった〜♪ユノペンさんにそう言ってもらえて一安心！ユノのイメージってこんな感じだよなぁ・・と意外とスラスラ書きやすかった。また機会があったらユノ書いてみたい。付き合ってる妄想ならまた酒が進むよ！ (2016年10月26日 16時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
ﾄﾓ(プロフ) - なおさんコメント遅くなりましだが、その日の夜にさっそく読みました笑めっちゃゆのっぽい！笑人たらしのユノらしいお話でほっこりきました☆ユノと付き合いたい笑笑 (2016年10月25日 23時) (レス) id: 544d410953 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ほし☆いちさん» 返信遅くなりました！わー、嬉しいです。本当にありがとうございます！ユノは初めての試みでしたが、ぽやぽやユノもしっかりユノも両方欲張りました。書いててすごく楽しかったです。また遊びに来て下さいね〜！ (2016年10月18日 14時) (レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - wakaさん» わかちゃん！こちらにもコメントありがとう！応援遠くから届いてたよ〜☆ (2016年10月18日 14時) (レス) id: 39eb0052e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2016年5月5日 22時
