夢ならーChangmin sideー ページ28
RRRRR・・・・
携帯が鳴ってる。
朝、目が覚めるとひどく頭痛がして、しばらく天井を見つめたまま動けなくなっていた。
昨日・・・あぁ。
ふらふらしながらも、なんとか俺はちゃんと自分の家にたどり着いたんだ。
昨日の夜、北海道の出張から帰ってきたAの部屋に行って。
お土産もらって、仲良くまたハンバーグを食べて・・・
そのつもりだったのに。
現実は、Aの身体には俺じゃない他の男のキスマークが付いてて・・・
RRRR・・・・
チャンミン「・・・あー、うるせーな。」
重たい体をベッドから起こして、携帯を覗いた。
キュヒョン「おっはよ♪」
チャンミン「・・・・。」
Aからじゃなかったことに、少しのイラだちと安堵感。
チャンミン「俺、頭痛いの。切るぞ。」
キュヒョン「うっわ。機嫌悪っ。
もう出勤する時間だろ？まだ寝るつもり？」
今日ほど会社をずる休みしたいと思った日はない。
チャンミン「・・・会社、どんな顔して行けばいいんだよ・・」
キュヒョン「・・・なんかあった？」
急に心配そうな声になったキュヒョン。
深くため息だけ付いて、なんでもない。と小さく答えた。
今日も、休むわけにいかない大事な会議が入っている。
急いで顔を洗って、カッターシャツに袖を通す。
カシャン
通勤カバンの中から、なにか落ちた。
拾い上げて、ボーっとそれを眺めていた。
チャンミン「・・・・ふっ 泣」
昨日見たものが、夢ならよかったのに。
でも、拾い上げた手の中には紛れもなく昨日Aにもらったお揃いの携帯ストラップ。
ちゃんとカバンに仕舞い込んで、持って帰ってきていた。
信じてる。
きっと、Aは俺を裏切るようなヤツじゃない。
そう思っているのに、胸は張り裂けそうに痛い。
また・・・顔、洗い直さなきゃな。
泣いたのなんて何年ぶりだろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1051人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結那 - ユノと結ばれてもいいと思います (2015年4月18日 15時) (
レス) id: 6ad2845574 (このIDを非表示/違反報告)
なっおドラ(プロフ) - こんばんは^^ このお話すごく好きです。どっぷりハマってます。続きが読みたいので、宜しければパスワード教えて下さい。お願いします♪ (2014年11月12日 23時) (レス) id: aacc3f465f (このIDを非表示/違反報告)
らぶ(プロフ) - パスワード教えて下さいお願いします。早く続きが見たいです。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: 14713987c8 (このIDを非表示/違反報告)
オウム - 毎回なおさんの作品を楽しみにしてますオウムと申します。こんばんは！第3章がパスワード必要とのことで、初めてメッセージを送りました。私はチャミペンです。2章で、ユノと最後終わっちゃって、、正直苦しいです(笑)。続編期待していますので、よろしくお願いします。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: 1bc8c1591a (このIDを非表示/違反報告)
えみり(プロフ) - はじめまして。すべての作品楽しく読ませていただいたいます。続きが読みたいので、パスワードを教えてください。よろしくお願いいたします。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: bfd842430a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2014年9月6日 22時
