味方 ページ24
A「一体・・・何が目的なの？」
声が震える。
でも目の前で笑みを浮かべるミノに、怯んじゃいけない気がする。
ミノ「だから、言ってるじゃないですか。
チャンミン先輩の苦しむ姿が見たかっただけ、って。」
A「だから、なんで？
チャンミンに恨みでもあるの？」
ミノ「恨み？そんな安っぽいものじゃないんですよ。
俺のプライド、あの人は散々コケにしてくれたんだから。」
なにを言っているのか分からない。
ミノを険しい顔で見つめていた。
ミノ「いいんですか？
チャンミン先輩、こっちをすごく睨んでますけど。」
ハッと振り向くと、遠くからチャンミンがジッとこちらを見つめている。
ミノ「きっと誤解していますよね、俺たちのこと。
Aさんを利用させてもらって、正解だった。
思った以上にダメージがでかそう。笑」
あはは、と高笑いするミノをキッと睨みつけた。
悔しい。
なんの理由か知らないけれど。
私たち、ハメられたんだ。
チャンミンとなんとか話がしたいのに。
A「・・・もしもし！チャンミ・・」
「留守番電話サービスに接続致します・・・」
会社でも声を掛けようとすると無視されてしまっていた。
本当どうしよう・・・
ミノとのこと、怒っているから話も聞いてもらえない。
誤解をどうこう解く前に。
もう私のこと、嫌いになっちゃったのかな・・・
もう、このまま別れようとしてるのかな・・・
考えれば考えるほど、泣きそうな気持ちになってきて。
ミノの思い通りにさせたくない一心で、なんとか自分を奮い立たせていた。
「お疲れ様」
たまたまシステム開発部のフロアの前を通り掛った時。
キュヒョンさんは休憩中だったのか、携帯をいじりながら壁にもたれて缶コーヒーを飲んでいた。
A「お疲れ・・・さまです。」
元気のない私に、首をかしげて笑う。
この人は、信じてくれるだろうか。
チャンミンの親友であるこの人に、ミノとのことを白状したところで。
味方になってくれるんだろうか。
A「キュヒョンさん。」
キュヒョン「？」
お願い、助けて。
A「話、聞いてもらえませんか？」
チャンミンを守りたい。
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結那 - ユノと結ばれてもいいと思います (2015年4月18日 15時) (
レス) id: 6ad2845574 (このIDを非表示/違反報告)
なっおドラ(プロフ) - こんばんは^^ このお話すごく好きです。どっぷりハマってます。続きが読みたいので、宜しければパスワード教えて下さい。お願いします♪ (2014年11月12日 23時) (レス) id: aacc3f465f (このIDを非表示/違反報告)
らぶ(プロフ) - パスワード教えて下さいお願いします。早く続きが見たいです。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: 14713987c8 (このIDを非表示/違反報告)
オウム - 毎回なおさんの作品を楽しみにしてますオウムと申します。こんばんは！第3章がパスワード必要とのことで、初めてメッセージを送りました。私はチャミペンです。2章で、ユノと最後終わっちゃって、、正直苦しいです(笑)。続編期待していますので、よろしくお願いします。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: 1bc8c1591a (このIDを非表示/違反報告)
えみり(プロフ) - はじめまして。すべての作品楽しく読ませていただいたいます。続きが読みたいので、パスワードを教えてください。よろしくお願いいたします。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: bfd842430a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2014年9月6日 22時
