キスマーク ページ22
チャンミン「おかえり。」
北海道の出張から、無事帰路についた。
あれから、ろくに目も合わせられない私と饒舌に話すミノは対照的。
A「た・・だいま。」
次の日、会社に出勤すると優しく微笑んでくれるチャンミンを見て。
胸の奥が刺されたように痛くなった。
普通にしてなきゃ。
とにかく平常心でいなくちゃ、チャンミンにバレてしまう。
会社ではなるべくいつも通りに接して、終わるとクタクタに疲れてしまった。
残業を早めに切り上げて、帰る支度をしていた。
チャンミン「今夜、部屋行っていい？」
私がいつもふたりの関係を内緒にしたがるから。
周囲の目を気にするように、小さい声で話し掛ける。
部屋に・・・来る・・・
A「う、うん。いいよ！」
悟られないように、なるべく明るく振る舞った。
チャンミン「お土産、開けていいー？」
キッチンで夕飯の支度をする私と、ソファに座って北海道のお土産を眺めていたチャンミン。
A「いいよー？
あ、それね。試食してみた中で一番美味しかった！」
チャンミンの為にたくさん買ってきた、北海道限定のお菓子やつまみ。
チャンミン「全部食いもん？
あ、なにこれ。」
小さい包みを開けると、お揃いの携帯ストラップ。
A「・・・今さら、恥ずかしいよね。笑」
笑ってごまかす私の元に来て、後ろから抱き締める。
チャンミン「こんなの付けてたら、会社でバレちゃうんじゃないの？」
A「う、うん・・・そうだね。」
分かっていたけど、お揃いの『ふたりの証』みたいなものが欲しかった。なんて。
子どもっぽいことを考えて買ってしまった。
チャンミン「俺は結構嬉しいけど？」
まだ料理の最中なのに、首筋に唇が這い始める。
A「ちょ・・ちょっと待って・・・汗」
いつも以上に焦る私を抱き上げて、寝室にかついでいく。
チャンミン「ずっと待ってたんだ・・・早く抱きたい・・・」
言いながら、濃厚なキス。
チャンミンの掌が触れる度に、堪らない気持ちになる。
A「・・・ぁ・・・ん」
後ろ向きに服を脱がす、チャンミンの腕が止まった。
しばらく無言のチャンミン。
A「どうしたの？」
チャンミン「・・・なに？これ・・」
私の背中に複数のキスマーク。
鏡を見て、サーっと血の気が引いた。
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結那 - ユノと結ばれてもいいと思います (2015年4月18日 15時) (
レス) id: 6ad2845574 (このIDを非表示/違反報告)
なっおドラ(プロフ) - こんばんは^^ このお話すごく好きです。どっぷりハマってます。続きが読みたいので、宜しければパスワード教えて下さい。お願いします♪ (2014年11月12日 23時) (レス) id: aacc3f465f (このIDを非表示/違反報告)
らぶ(プロフ) - パスワード教えて下さいお願いします。早く続きが見たいです。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: 14713987c8 (このIDを非表示/違反報告)
オウム - 毎回なおさんの作品を楽しみにしてますオウムと申します。こんばんは！第3章がパスワード必要とのことで、初めてメッセージを送りました。私はチャミペンです。2章で、ユノと最後終わっちゃって、、正直苦しいです(笑)。続編期待していますので、よろしくお願いします。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: 1bc8c1591a (このIDを非表示/違反報告)
えみり(プロフ) - はじめまして。すべての作品楽しく読ませていただいたいます。続きが読みたいので、パスワードを教えてください。よろしくお願いいたします。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: bfd842430a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2014年9月6日 22時
