理想主義ーChangmin sideー ページ14
ミナ「今さら・・・言い訳なんか聞きたくないでしょうけど。
あの頃、若かったあなたに私は負い目を感じてた。
私とじゃ幸せになれないって、卑屈に思ってたのよ。」
俺は一度惚れたらバカが付くほど一途だから。
信じ切っていたあなたが他にも男が居るなんて分かっても、それでもあなたを信じ続けていた。
ある日、婚約指輪には程遠い金額の安物の指輪をあげた。
それでも喜んでくれると思っていた俺は、あなたの口から現実を知ることになる。
ミナ「要らないわ、こんな安物。」
俺もまだ子供だったから。
あなたの心の内の本当の悲しみや辛さ。
そんなもの全く理解出来ていなかったのかも知れない。
ミナ「いくら綺麗事言ってもお金なんか降って来ない。
私の両親の借金、優しさや真面目さで返していけれる？」
大学院で真面目に勉強していた彼女の家は、事業が失敗して借金まみれだった。
チャンミン「俺も、大学卒業したら一生懸命働くから。
一緒に返していこう？」
ミナ「無理よ。
チャンミンみたいな理想主義な男、私にはもう要らないの。」
結局、彼女は大学を辞めた。
彼女のことが本気で好きだった俺は、心配でなんとか連絡を取ろうとした。
でも。
俺は、聞いてしまった。
「元彼が、ストーカーみたいにしつこいのよね。」
頭に血が上って、一緒にいた相手の男の前で彼女に掴みかかる寸前でキュヒョンが必死に止めていた。
あれから、俺の中で優しかった思い出の彼女は。
恨んでやるって気持ちを膨らますだけの対象になってしまった。
それから俺は人が変わったように女と遊ぶようになって。
もうどうでもいいって、自分の理性すら捨てていた毎日だった。
A「初めまして。
今日から同じ部署よね？
一緒に頑張ろうね！」
虚しさをどこか抱えたまま、入社してすぐに君を見つけた。
からかうと怒る君も、冗談を言うと笑う君も可愛くて堪らなくて。
ミナのことがあってから、もう誰も本気で好きになれないと思ってたはずの俺は。
あっという間に恋に堕ちた。
真実ーChangmin sideー→←あの頃ーChangmin sideー
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結那 - ユノと結ばれてもいいと思います (2015年4月18日 15時) (
レス) id: 6ad2845574 (このIDを非表示/違反報告)
なっおドラ(プロフ) - こんばんは^^ このお話すごく好きです。どっぷりハマってます。続きが読みたいので、宜しければパスワード教えて下さい。お願いします♪ (2014年11月12日 23時) (レス) id: aacc3f465f (このIDを非表示/違反報告)
らぶ(プロフ) - パスワード教えて下さいお願いします。早く続きが見たいです。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: 14713987c8 (このIDを非表示/違反報告)
オウム - 毎回なおさんの作品を楽しみにしてますオウムと申します。こんばんは！第3章がパスワード必要とのことで、初めてメッセージを送りました。私はチャミペンです。2章で、ユノと最後終わっちゃって、、正直苦しいです(笑)。続編期待していますので、よろしくお願いします。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: 1bc8c1591a (このIDを非表示/違反報告)
えみり(プロフ) - はじめまして。すべての作品楽しく読ませていただいたいます。続きが読みたいので、パスワードを教えてください。よろしくお願いいたします。 (2014年11月12日 23時) (レス) id: bfd842430a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2014年9月6日 22時
