Coffee & Cream II (ページ10)

今日:46 hit、昨日:132 hit、合計:82,540 hit

＊ページ10

「あれーもしもーし？
Aちゃーん？もしもー、、」

すると電話を取り上げられたのか
電話口に出たのは樹くん。

「あっ、Aちゃん？
マジでごめんね？
起こしちゃったよね？
北斗、俺が席外した隙に
かけたっぽいんだけど」

『ううん、どうせ寝れてなかったから(笑)
二人とも楽しそうだね？』

「久々にコイツすげぇ酔ってるから
面倒見てるだけだけどね？(笑)」

奥の方でガサゴソ聞こえる。

「あっ、俺、そのまま彼女んち
寄りたいから北斗のこと
Aちゃんの家に置いてっていい？」

『えっ、あっ、うん！
彼女さん何かあった？大丈夫？』

「うん、ただ俺が
会いたくなっただけだから(笑)」

『えーなんだー惚気かよー(笑)
素敵すぎ(笑)』

「あははっ、ありがと(笑)
じゃあ北斗の携帯に
住所送ってくれる？
責任持って帰すからさー！」

『了解です！』

「Aちゃーん」

電話口と変わらず
可愛くほっぺを赤くした北斗くんが
樹くんに寄りかかりながら来た。

「しーーっ！マジでごめんね？
こいつ臭かったら床にでも
寝かしたらいいから」

『ははっ、分かった(笑)』

「夜遅くごめんね？
また今度カフェ行くわ」

『ううん、全然。
おやすみなさい！』

「おやすみー！」

さてと、このヘラヘラと笑う
酔っぱらいイケメン…どうするか。