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北斗side





久々のオフで家でゆっくりしていると
樹から電話があった。





「え?どう言うこと?」



「いやだから、俺とジェシーが
予約してたお店に1人で飲みにきてて
ばったり会ったから一緒に飲もうって
言ったらベロンベロンに酔っ払っちゃって。
だから迎えに来いって話」



彼氏に課せられる課題としては
急すぎない?


って言うかAちゃんのほろ酔い姿は
見たことあるけどベロンベロンは
見たことないんだけど?



「俺、急用できたから飲み屋には
もう居ないんだけどジェシーが一緒に
ついててくれてるから」



「… 分かった」



色々聞きたいことはあるけど
まず取り敢えず、車出すか。


Aちゃんと遠出できるように
って最近運転の練習はしていた。


だけどこんな理由で練習の成果を
発揮する日が来るとは。


久しぶりの運転が酔っ払った
彼女の迎えってどうかと思うけど
予期せぬ形で彼女に会えるのは
文句ないね。










『ほっくんだぁー!!
ジェシ見てぇ!私の大好きな彼氏』



一瞬、どこの陽キャ?
って思うほどパリピ臭がする半個室。


ていうか、いつから
“ほっくん”呼び?


可愛すぎて思わず笑みが溢れる。



「わぁかったから!Aちゃん
お酒離そう、本当頼むから!AHAHA」



死んでも離さないっていう目つきで
ジェシーの方を睨んだけど
なに、何があったわけ?(笑)





お店の後ろに駐車した車に
酔っ払い二人を押し込む。


とはいえジェシーは介護もあって



「酔いなんてとっくに覚めたよAHAHA」



なんて言ってたけど。


無事にジェシーを降ろして
自宅へ向かう。



『んぇ?ほっくん、私んち
あっちだよ?』



「知ってるよ。どんだけ貴方の
彼氏やってると思ってんの」



『もぉー!ほっくん最近私に会えなくて
寂しかったんでしょー!』



素直じゃないんだからー
なんてニヤニヤしちゃってる
俺の可愛い彼女。


確かに、ここ数週間は
彼女の仕事があったり、色々
タイミングが合わなかったりで
連絡もろくに取れてなくて。


この間ビデオ通話をした時は
起床、インターン、帰宅、お風呂、就寝
の繰り返しで


『大人になった気がするわぁ』



とか面白いこと言ってたっけ。


ちゃんとご飯食べるように
言っといたんだけど、やっぱり
久々に見る彼女は少し痩せた気がする。

*→←*



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設定タグ:松村北斗 , sixtones , ジャニーズ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あいびー | 作成日時:2024年2月4日 12時

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