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『うん!もうそろそろ
出ようかなって思ってる!』
「そっかぁ…」
『北斗くんゆっくりしていく?』
「ううん、大丈夫。一回家帰って
風呂浴びてから、またAちゃんに
会いに”Reverse”行く」
ちょっとだけど行きたくないなって
思っちゃってたけど(店長ごめん)
私に会いに行くなんて言われちゃうと
絶対行かなきゃいけないな…
バイト先に向かう途中
昨日のことと今朝のことを
思い出して笑みが溢れる。
側から見たら相当キモいと
思うけど酔ってる北斗くんは
いつもより可愛さが増していて。
そんな姿を見せれるほど
気を許してくれてるのかな
なんて思ったりして。
それに北斗くんの正直な気持ちを
聞けてすごい嬉しかった。
想ってるのは私だけじゃないんだって
安心させてくれたというか。
ーーー♪
『いらっしゃいませ!』
「Aちゃーん!」
『北斗くん、樹くん、おはよう!』
勢いよく入ってきた樹くん。
その後に続いてる髪の毛が
まだ濡れてる北斗くん。
水も滴るイケメンってか…。
公共の場でイケメン
発揮しないでほしい。
真面目に仕事出来なくなる(白目)
「北斗のやつ、早く
Aちゃんに会いたいからって
ドライヤーもろくにせずに来たんだよ(笑)」
「余計なこと言うんじゃないよ」
照れくさそうにそう言う彼を見て
本当心の底から幸せが溢れ出そう。
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作者名:あいびー | 作成日時:2024年2月4日 12時