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…頭ガンガンする…
カーテンから差し込んでくる日差し。
気怠い身体を起こし、枕元の時計を見たら、
もうお昼になる時間を指していた。
昨日から、良くなった気が全くしない。
……とりあえず、職場に電話しないと。
体調不良で仕事を休むなんて、私の記憶にはなくて
初めての経験かもしれない。
最後にスマホを使ったのはいつだったかと
記憶を呼び起こす。
家に帰ってから触ってないから、きっと
職場用のカバンの中にあるはず。
ベッドの足元に投げ捨てられるよう置かれていた
カバンから、スマホを見つけ出して、画面をつける
すると、びっくりするくらいの通知量
考えなくても、それが誰なのかは一目瞭然。
返信しなくてはいけないのもわかるが、
一旦彼からの連絡はシカトして
職場に連絡を入れる。
ベッドの中で店長に電話をすると、
声だけでよっぽど体調が悪いことを察してくれたのか
ゆっくり休んでね、と言われ仕事に関しては
とりあえず問題ないみたいで、少し安心した。
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作者名:39 | 作成日時:2021年8月31日 22時