サチコ･･････ごめんね [コープスパーティー サチコ] ページ47
貴「はあ、はあ･･････」
サチコ「やっと見つけた･･････お姉ちゃん」
私は今、サチコに襲われている。
間一髪避けたが、腕にかすり傷が･･････。
サチコ「あのとき･･････お前は私を置いて逃げた！！！お前は私を殺したんだ！！！」
サチコの目が怒りと憎しみに溢れている。
貴「ちっ、違う！サチコ、聞いて･･････」
サチコ「お姉ちゃんなんか･･････大っ嫌い！！！」
サチコが私目掛けてハサミを降り下ろす。
貴「サチコ･･････」
グサッ
貴「ッッ！！！」
痛みに顔が歪む。
サチコ「･･････んで？」
貴「･･････え」
サチコ「なんで避けなかったの！？」
サチコの目から涙が溢れる。
サチコ「私･･････本当にお姉ちゃんの事恨んでた訳じゃないの」
お腹に深々と刺さったナイフ。
口から血が溢れる。
貴「サチコ･･････ごめんね･･････置いていっちゃって･･････」
必死に手を伸ばす。
サチコの涙を拭ってやりたい。
あのとき、私がサチコを見捨てなければ･･････こんなことには･･････！！！
〜〜〜〜〜
貴「こ、校長先生･･････！」
校長「ち、ちがう！これは･･････」
私はサチコの手を引いた。
貴「サチコ！逃げるよ！」
サチコ「えっ」
突然の事で驚いたのか、サチコは転んでしまった。
貴「サチコ！」
私がサチコの手をとる前に、校長先生の手がサチコの首を掴んだ。
サチコ「あ¨･･････あ¨あ¨･･････」
貴「サチコ･･････！！！」
私はすっかり腰を抜かしてしまい、手に力が入らなかった。
サチコ「お¨･･････ねえぢゃん･･････に･･････げ･･････」
貴「サチコ！？･･････ごめん！！！」
私は戸惑わず逃げた。
だから私は生き延びた。
〜〜〜〜〜
今の今まで、サチコの事を忘れたことなんかなかった。
サチコ「お姉ちゃん･･････ごめん･･････」
私のお腹に深々と刺さったナイフ。
抜いても抜かなくても、私は死ぬだろう。
貴「サチコ･･････もうすぐ･･････私･･････もそ･･････っちに･･････」
私の目から一筋の涙が流れる。
口からは血溢れて止まらない。
ごめん･･････ね。サチコ･･････。
そう口にする前に、私の意識は途切れた。
全員で任務 [獄都事変]→←君は俺のもの [獄都事変 平腹]
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
音霧桜(プロフ) - エリさん» ありがとうございますっ！！ (2020年2月19日 7時) (
レス) id: fac1f46ec3 (このIDを非表示/違反報告)
エリ - 好きっ！！ (2020年2月18日 22時) (レス) id: 72fc06f197 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 紅玲葉さん» いえ、サチコではないです。別の怨霊です (2016年7月22日 18時) (レス) id: f0c8271d21 (このIDを非表示/違反報告)
紅玲葉 - コープスの女の子ってサチコちゃんですか？ (2016年7月22日 16時) (レス) id: aa87893b7d (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 黒バイさん» ありがとうございます！(ヤンデレは少し苦手とか言えない)これからも面白い作品を作っていきます(あんま面白くないかもですが (2016年7月15日 6時) (レス) id: f0c8271d21 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜餅 | 作成日時：2016年3月15日 20時
