膝枕 [ゆめにっき 死体] ページ23
死体「眠い」
貴「死んでるのに眠いとかあるんだ」←
死体「死体だって寝るときゃ寝る」←
貴「どーでもいいわ」
これがいつもの会話。
デート中も、こんな会話は当たり前。
でも、今日は違った。
貴「ん?死体さん?どうした・・・・・・」
死体「我膝枕要望ス」
貴「キモいわお前」
死体「ちょ」
貴「仕方ないなあ・・・・・・」
私は膝をぽんぽん叩く。
普通は逆じゃないの・・・・・・。
死体「(∀`*ゞ)エヘヘ」
あ、なんか可愛いかも。
死体「あー気持ちいい」
貴「今度私にもやって」
死体「ん」
貴「・・・・・・」ナデナデ
死体さんの頭って、血でまみれてるけど、すげえ血でぬるぬるするけど!
柔らかい・・・・・・。
ふわふわ。
死体「(∀`*ゞ)エヘヘ」
貴「またか」
死体「A、だーいすき」
貴「・・・・・・酔ってる?」
死体「何でそうなる」
私は、死体さんが素直になるとちょっと疑いたくなるのだ。
死体さんは基本的デレだけど、素直じゃない。あんまりね。
酔うとじみに素直になるけど。
死体「すー・・・・・・」
貴「人の上で寝んなっ。涎垂らしてみろ、ぶち殺すぞ。・・・・・・あ、一回死んでるのか」
なんて、一人で突っ込んで。
寂しいやつ。
貴「何か私も眠くなってきたなあ」
でも、寝たら死体さんが・・・・・・
死体「あ、じゃあ俺膝枕しようか?」
いつの間にか目を開けて私の見つめてた死体さんが微笑んで言う。
貴「えーでも、死体さんは・・・・・・」
死体「俺は良いよ。ほら、おいで」
私がやったみたいに、ぽんぽん膝を叩く。
真似すんなよな・・・・・・。
貴「ふわ・・・・・・ぁ」
なんて、眠すぎて目も開けてられない今の状態じゃ、何も言えないや・・・・・・。
貴「膝枕、お願い・・・・・・」
それだけ言うと、死体さんに向かって倒れこんだ。
死体「お休み。A」チュ
貴「ん・・・・・・」
死体「・・・・・・何やってんだ、俺・・・・・・」
一人で悶えてた死体君でした。
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音霧桜(プロフ) - エリさん» ありがとうございますっ!! (2020年2月19日 7時) (レス) id: fac1f46ec3 (このIDを非表示/違反報告)
エリ - 好きっ!! (2020年2月18日 22時) (レス) id: 72fc06f197 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 紅玲葉さん» いえ、サチコではないです。別の怨霊です (2016年7月22日 18時) (レス) id: f0c8271d21 (このIDを非表示/違反報告)
紅玲葉 - コープスの女の子ってサチコちゃんですか? (2016年7月22日 16時) (レス) id: aa87893b7d (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 黒バイさん» ありがとうございます!(ヤンデレは少し苦手とか言えない)これからも面白い作品を作っていきます(あんま面白くないかもですが (2016年7月15日 6時) (レス) id: f0c8271d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜餅 | 作成日時:2016年3月15日 20時