初鎮魂 ページ5
A『シンラ!今だ!!』
火縄「シスター、祈りを」
シスター「はい!」
桜備「シンラ!!
森羅は足から炎を出し、勢いをつけながら焔ビトに向かって飛んで来る
シスター「炎ハ魂ノ息吹、黒煙ハ魂ノ解放、
灰ハ灰トシテ其ノ魂ヨ……………」
森羅「魂よ……燃えろぉぉおおおおお!!!!!」
焔ビトの
それに抗う焔ビトを制御する為に私も青い炎を拡大する
茉希「これが第三世代の火力………」
勢いの上がった蹴りで
森羅/A「『炎炎ノ炎ニ帰セ』」
焔ビト「GHAAAAAAAAA…………!!!」
焔ビトが灰に散っていくのを合掌で見届け、
私達は能力を解除した
──────
シスター「奥様は無事、炎炎ノ炎に帰られました。
森羅隊員とA隊員が苦しませずに鎮魂を」
「……そうですか、、ありがとうございます、」
工場長はそう言ってシスターに合掌する
「お二人様も、、ありがとう……」
森羅「いえ、そんな………」
森羅は差し出された手を握って握手を交わす
「A隊員も」
A『あっ、ごめんなさい、握手は……』
そう言って私は出された手を避け両手を上げる
森羅「……は?」
「えっ……」
A『…っあの、その……握手は、ダメ、、です………』
気まずいっ、けどダメなんです!
森羅「何でだよ!?ほらっっ!」
A『あっ、ダメって!!』
森羅がAの手をとろうとするがAは拒んだ
……が、結局手をとられる
森羅「っ!あつっっ!!!!!」
森羅の手に痛みと熱がわたったのだ
森羅「いてぇ〜、何だよこれ!!」
A『だから!言ったじゃない!!』
A『私の炎は超高熱だから、能力を解除した後もまだ熱がこもってるんだよ!!
だから、握手はヤバいってワケ!!』
森羅「それを先に言えよ!!」
A『だって!!
……手を冷やして来ます!!』
「あはは、ありがとうお二人さん!」
私達のバカみたいな会話を聞いて
工場長は気が楽になったみたいだ
…………役に、たったならいいケド(いいのか!?)
A『…………ハァ』
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作者名:あおいろシャー芯 | 作成日時:2020年5月23日 9時