蒼キ焔 (ページ29)

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《番外編》茉希さんはっぴーばーすでー!! ページ29

A『ねぇねぇアーサー、今日は何日？』

アーサー「ん？今日は９月の１６日だぞ？」

A『oh…』

アーサー「？？」

そう、今日は９月１６日。
分かる人には分かる。てか分かれ。←

茉希「ふふーん♪」ﾌﾜﾌﾜ

茉希さん
──もとい茉希尾瀬の“誕生日”である

茉希さんが分かりやすい人でよかった！
そのフワフワ感は何だ！可愛いかよ!!←

A『(マジで忘れてた…！やばいな、皆が把握しているかどうか……)

アーサー、ちょっと来い』ｶﾞｼｯ

アーサー「…ぅおあ!?」

その後、森羅と合流。

A『お前らは覚えているか？今日は茉希さんの誕生日だということを…』

森羅／アーサー「「!!!」」
A『分かりやすい反応をありがとう……』

森羅「そうか…！ヤベェ、めっちゃ忘れてたァ!!」

アーサー「そうか、だから茉希はあんな感じなのか」

気づいてたのかよ
ま、お前は洞察力が良いもんな

※Aは観察力が優れているそうデス！
(アーサー程ではないけど)

だから茉希さんのフワフワ感が分かったんですねぇ～(雑過ぎる説明乙)

A『とにかく、早く準備しないと！』

アーサー「手伝うぞ!!」

森羅「俺、誕生日の事言ってまわるよ！」

A『あ、森羅！茉希さんにバレないようにね！』

森羅「何でっ……！成る程な！」

ﾀﾀｯ…!

A『よし、じゃあ私達はケーキとか買って来るぞ』

アーサー「妖怪だ！」
A『“了解”な？』

シスター「ええっ!?今日が……!?」

森羅「し、シー……！
………はい、そうなんですよ…！」ﾎﾞｿｯ

大きな声を出しそうになるシスターを宥めて
サプライズですから、と付け足す

シスター「わ、分かりました…！
私も何か手伝います」ﾎﾞｿｯ

森羅「それなら、茉希さんの足止めをお願いします…」ﾎﾞｿﾎﾞｿｯ

アーサー「どれも美味しそうだな」
A『どんなのが良いんだろ？』

ただ今、ケーキ屋内

種類豊富だな、茉希さんの好みかぁ～………

甘いの好きそうだし、チーズタルトとか？
それとも、シンプルにイチゴショートケーキとかかな？？

アーサー「これ、凄い綺麗だな」

そう言ってアーサーが指差したのは
色とりどりのフルーツタルト

ホールケーキで、第８の7人で分けるにはもってこいの大きさ

A『それにしよう!!』

お金を払い、ケーキをアーサーが受け取って
私達はケーキ屋をでた