できるバカならまだイイや ページ27
アーサー「騎士の俺が右手と左手を間違えるとは……」
A『ッたく、とんだバカ王子だよ…』
これで本気が出せるんだろ？アーサーの肩を押す
あぁ、と顔つきが変わる
アーサー「一撃必殺、決めてやろう！」
ミヤモト「やらせるかヨ!!」
また炎を溜めて撃つ気だ
だが二度と当てられやしない
A『攻撃は受け止める！』
──ｽﾞﾄﾞｫｯｯ!!
ﾎﾞｳｯｯ!!!
ミヤモトに向かって駆け抜ける
エクスカリバーを抜く勢いのまま
A『──行けェェェ!!』
ｽﾞｱｯ──
アーサー「 “紫電一閃” 」
ｽﾄﾝ…
アーサー／A「『ラートム』」
チリチリと、灰になって散っていく
手強い相手だったよ…ミヤモト…
アーサー「可笑しいと思った。」
A『可笑しい思った。じゃねェよ！
こっちは
ｺﾞｽｯ
アーサー「痛ェ！
…それで、右手ってどっちだっけ」
A『は？
だから箸を持つ方が…………』
はたから見たら左右も分からないバカと
それをバカだと笑っているただのバカな会話
そんな光景を裏腹にとんがりコーンは思った
「強化した焔ビトがアッサリと……
何じゃこやつら、バカ強い…」
─────
A『シスター服ボロボロ!!
なッ、何されたんです!?まさかハレンチ!?』
シスター「Aさん？大丈夫ですよ…
森羅さんが義姉さんを助けてくれたので」
A『義姉さん？？シスターじゃなくて？
そして何で森羅は第５の大隊長に異様に懐かれてるの？？』
私はこの質問を…後悔することになる……
火華「…だって…好きになっちゃったんだもん」
火華以外「「『「…え」』」」
──────
第５ぶっとばす事件は紛らわすために
抜き打ちの合同訓練………みたいな感じになった
そして今日、事件の翌日
仮の合同訓練の打ち上げ？でBBQ!!!
焼き肉大好き〜
まぁ私は見回りも兼ねてるケドネ………
茉希「ほっ♪」
ﾌﾟｽﾌﾟｽ〜ﾒﾗﾒﾗ〜
アーサー／A「『おりゃぁ』」
ｽﾞｼｬ ﾎﾞｯ
茉希「プスプスぅ!!メラメラぁ〜!!
何で倒しちゃうんですかぁ！」
アーサー「中隊長の命令だ」
A『ご褒美付きで。』
茉希「ご褒美？」
A『火縄中隊長ぉ！二匹分のお肉くーださいっ!!』
アーサー「俺もだ中隊長！」
火縄「ほら、ご褒美だ」
茉希「(餌付けしてる…)」
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作者名：あおいろシャー芯 | 作成日時：2020年5月23日 9時
