蒼キ焔 (ページ23)

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分かっててもこわいページ23

第５となんやかんや有りまして、翌日

A『大隊長、

いちばん上の花はどうやって乗せたんですか』

アーサー「花なんて何処にあるんだ？」

ほらあそこ、と指を向けて教える

今、何してるのかって？

ちょっとよく分かんない。←

森羅「ていうか大隊長それ、筋トレではなく…

筋トレに近い何かです。｣

ダンベルの上に紙コップタワー。
頭の上にダンベル。の上に花瓶in花。

それを持ったうえにバランスボールに乗っている大隊長

A『何鍛えてるんですか。体幹か何かですか』

アーサー「おのれグリフォン、また我が城に攻めてきおって

エクスカリバーの錆にしてやろう」

A『……………。
…エクスカリバーって錆びんの？』

大隊長が火縄中隊長に呼び掛ける

中隊長が話し始める

茉希「そんなこと言って本当にあの可愛いグリフォンを退治しないでくださいね？

鳥獣保護違反で捕まりますから｣

森羅「そう言う茉希さんもデンジャラスですよね｣

茉希「う…」

あれ？自覚がお有りなんですか茉希さん

そしてシスターが火に油を注ぐ

シスター「茉希さんのほとんどはかっこいいですよ
残りは少し残念ですが」

茉希「残念…」ｶﾞｯｸﾘ

A『なぁ、グリフォンって何』

さっきから私さ、スルーされてない？
ねぇ私は空気？空気なの？

火縄「おい、今は大事なミーティング中だ」

ｶﾁｬ

私よりスルーされてた火縄中隊長が私達に向けたのは

森羅「ち、中隊長…
冗談でも銃を人に向けないでください」

──銃

冷や汗を浮かべる森羅を見ても止めない気だ

火縄「俺が冗談を言うと思うか？」

森羅「え」

ﾀﾝｯ──────!!

銃弾は森羅に放たれた

A『森羅ァ!?』

アーサー「なッ!?撃ちやがった!!」

シスター「森羅さん！大丈夫ですか!?」

森羅「…俺の足が……俺の…足………

……………あれ？」

射抜かれたハズの森羅の足は
血は出てなく、穴も空いてない(←言い方)

森羅「穴空いて無い？(めっちゃ痛かったケド)
エアガン…？」

火縄「いや、実銃だ」

私達が驚く中、物知り顔で茉希さんが話す

茉希「中隊長は私と同じ第二世代能力者ですよ？」

───銃を発射する時に起きる火薬の爆発を操作することで威力も制御出来るんですよ

A『第二世代…、そんなことまで出来るんですか』

火縄「これからは第二・第三世代を相手にしていくんだぞ」