癒しの笑顔と鬼の声 ページ18
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裁判長「……よって無罪とする」
外野「なんでだ！
「ふざけるなァ!!」可笑しいだろォ!!!」
ミヤモト((ｸﾋﾋ、俺は消防官だからなァ
有罪に出来ねェダロ??))
ﾊﾞﾁｯ…
ﾄﾞｶﾞｱｱﾝ!!
ｷｬｱｱｱｱ!! 逃げろォ！
男の子「ねぇねぇ、おねえさん！ふうせんちょーだい！」
A『おー！何色がいい？』
男の子「ぼく、あかいろがスキ！」
ぴょんぴょんしてて、可愛いなぁ(*´ω｀*)
今はまもる君の手伝いで風船配りをしています
あかいろのふうせんを右手に持ち替えて男の子に手渡してあげる
男の子「わぁあああ！」
森羅「飛ばさないように、ちゃーんと持つんだぞ？」
男の子「ありがとう！おねえさん！おにいさんも！！」
トコトコとママの所へ駆けていく
その姿が可愛らしすぎて思わず微笑む
アーサー「さっきからAのとこにしか来ないな」
A『そうか？』
森羅「確かに。Aって子供に好かれやすいよな」
そうかぁ？と首を傾げると
そうそう、と返される
A『そうかなぁ』ﾆｺﾆｺ
ｳｫ───────ﾝ!!
森羅「あれ？マッチボックス??」
向こう側の大通りで見えた車体は第八のだった
そして聴こえる鬼の声(笑)
火縄「森羅、アーサー、A！ここら辺にいるのは分かっている！
出てこい！ぶっシゴキ倒してやる!!」
茉希「ゴメンナサイ、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲィｨ！
何でもしますからぁ、後でラーメンとか奢りますからぁ……！」
A『え、なんかお怒りなんですけどォ!?』
森羅「火事か？とにかく急がないと」
ﾎﾞﾎﾞｯ
森羅は先に飛んで行くようだがそうはいかないぞ
A『森羅のせてっ!!』
森羅「うわっ!?」
アーサー「とうっ！」
背中に無理やり乗る私とアーサー
流石に２人は無理だとアーサーを退けようとする森羅だったがダメだった
アーサー「ハイヨー、シルバー！」
森羅「お前…マジで…ホンットに………」
諦めたのか加速する森羅
あっという間にマッチボックスに追いついた
火縄「森羅！お前、ここは公道だぞ!?」
森羅「それより！焔ビトが出たんですよね
先に行きますよ！」
また加速する
焔ビト出現の場所、裁判所ってまさかね、、
でも、この勘は見事に的中する
ミヤモトは自我を保ったまま燃え、人を襲っていた
ミヤモト「…お前の命、好きにしていいってコトだよなァ!!」
森羅「やめろォオオオオ!!!!!」
ﾄﾞｶｯ
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作者名：あおいろシャー芯 | 作成日時：2020年5月23日 9時
