木登り犬はオッサンでした。 ページ17
こちら事務室！
書類整理とかするとこだヨ！(テンションどうした)
アーサー「……うぅ」ﾌｼｭｩ
森羅「お前、頭使うと死にそうになるのやめろよ…」
いつも騎士だの王だのと元気なアーサー君ですが
今、溶けそうなような爆発しそうな顔をしています(？)
A『って言っても整理一枚も終わってないじゃん！』
どんだけバカなんだよ…と溜め息が森羅と被るのは仕方ない
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ…
A『電話？』
ｶﾞﾁｬ
アーサー「こちらキャメロット城の主」
アーサー以外「「『 !?!? 』」」
咄嗟に電話を取り上げる
茉希「すみませんっ！第八特殊消防隊です！」
A『何言ってるんだよ！バカ騎士！』ﾎﾞｿｯ
森羅「おまっ、マジでバカ！」ﾎﾞｿｯ
電話はなんとか無事みたいで
良かったぁ
ｶﾞﾁｬﾝ
茉希「木から犬が降りれなくなっちゃったみたい
誰か行ってくれる？どうせ仕事はかってないでしょ」
あれ？犬って木に登れるの？
アーサー「そういうのは俺らの仕事ではないだろ」
茉希「こういう間違いは少なくないの
だから、お願い」
アーサー「俺g、((森羅「俺行きますよ！」((な、！」
言い出そうとしたアーサーに構わず続ける
森羅「俺の能力だったら木から降ろしてあげられやすいし」
A『あ！私も行きたい！』(犬好き)
アーサー「俺も連れていけ、悪魔！」
茉希「３人で行ってくれば？」
ここがその木のある公園らしいが……
森羅「木に登った犬ってコレ…((
「『まもる君だな／じゃん』」」(((
まもる君「イヤハヤ、」
まもる君を森羅の能力で降ろす
でも、何でまもる君が木に？
きく前にまもる君は経緯を話してくれた
まもる君曰く、
消防官でありながら殺人を犯したという犯人ミヤモトによる事件、
このような事件によって一般人にとっての消防隊のイメージが下がり、嫌っている人が多いんだとか
そうして消防隊のマスコットであるまもる君は通りすがりの高校生に “ ウェーイ ” をされてしまった
まもる君「……というワケで」
そんなことが、
全く知らなかったよ………
絶対許されないね！
森羅「そのミヤモトって奴は…」
まもる君「今日、裁判が行われるそうでス
予定では、無罪になるそうデスが……」
A『はいぃ!?何でェ！』
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作者名：あおいろシャー芯 | 作成日時：2020年5月23日 9時
