七不思議？正直言ってどーでもいい。というわけにもいかないようで

源家長女　其の二十九 ページ2

「…お兄ちゃん、私、彼氏できた…」



家に帰ってすぐ報告した。誰と、とは言えないけど、一応付き合ったことは言わなきゃね



輝「…ごめん。聞き間違いかな？もう一回言ってくれる？」にこっ



お兄ちゃんは笑顔で聞く。
聞こえてるくせに、とは言えずもう一回大きな声で言った



「彼氏ができた！」



またまた笑顔で固まったお兄ちゃん。
これは明日寝不足になるタイプだ。お兄ちゃんのオーラで分かる。
なんかね、もんもんしてるの。



「じゃあ、私、寝るから」



と、逃げよう、、じゃなくて、疲れたから部屋に行こうとするけど、腕を掴まれた
げっ、という声が無意識に漏れてしまう



輝「誰と……」


「え？」


輝「誰と付き合ったの！？」



焦った顔で問うお兄様。
いや、なに焦ってんだよ。
付き合ったって普通じゃない？私もう高校生よ？



輝「そいつ絶対悪いヤツだよ！別れな！今すぐ！！」



まだ名前も言ってないのに悪いヤツって決めつけないでよ。まぁ、名前は言わないけどさぁ。
あと、なんで別れさせようとするの。お兄ちゃん嫌い。
思ったことを、顔に出し、お兄ちゃんを見つめる



輝「ごめんって、そんな顔でみないで！ごめんってば！」



お兄ちゃんって弱いのね、なんて言おうとしちゃったけど、狂暴化しそうなのでやめときます。
ぐだぐだ言ってる、よっわーいお兄ちゃんを置いて部屋に行く



輝「…僕のAに何かしたら＿＿＿＿＿＿」



そんなお兄ちゃんの独り言が聞こえた。
最後の言葉は聞かなかったことにしよう。それがいい。絶対。
明日、学校楽しみだなぁ、とお兄ちゃんへの恐怖心を消しつつ眠りについた









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キャラ崩壊ごめんなさい

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