いつか必ず燃やしてやる２【ツイステ】

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「さ、Aくん。超特急で帰るっスよ！」

「はい」

「さっさと帰ってレオナさんの飯作んなきゃ」

「ああ、ならこれを持っていってください」

「え？アズール先輩、なんですか？これ」



どうぞ、と渡された袋
中を開いてみると食材が入っていた



「Aさんの働きぶりは初めてにしては素晴らしいものでしたので、少しばかりの気持ちです」

「エッいいんですか？」

「なぁに企んでるんスか、アズールくん」

「いえ？別にまたAさんにバイトに来てもらいたいと思ってるわけではありませんよ？」

「来て欲しいんスね」

「ふふふ」



…うーんやっぱりアズール先輩、メフィストとかと同じ匂いするなぁ



「その中に僕の連絡先も入れておきました。
登録してもらえると嬉しいです」

「分かりました、ありがとうございます」

「ええ。今度はお客様としてもここをご利用ください」

「はい！」

「ほらAくん行くッスよ！
レオナさんから連絡来たりしたらめんどくさいッスから！」

「寮長だって少しぐらい我慢できますって」

「あの人Aくんの飯どんだけ好きだと思ってんスか！」



ほら急げ〜！と言わんばかりにバタバタと帰っていくサバナクローの二人を双子とアズールは手を振ったり、笑みを浮かべたりしながら見送ったのだった



















(ふむ、あれが噂のAさんですか。中々に素晴らしい人材です)

(ええ、僕もそう思いますよ)

(てか今日客多すぎなかったぁ？)

(Aさんがいた事で集客効果、そして回転率上昇。いつもの2倍までは行きませんが1.7倍程にはなってますよ)

(うわぁ、どうりで疲れるわけだぁ)

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