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うわぁ寮長の超楽しそうな声
絶対今悪い笑顔浮かべているんだろうね
「ラギー、お前も魔法史の授業でやってんだろ?
この世には悪魔が存在していて、悪魔は魔法を作った種族でもあるとな」
「そ、それは勿論。でもあれって嘘ッスよね?」
「いいや。魔族…悪魔は存在する」
「えええ!?」
「俺もこうしてちゃんと会うのは初めてだが実家にいた時、教育係のやつが俺に教えてたからなぁ」
この世には魔族が存在し、彼らは悪魔と呼ばれる者
その者達は人あらざる力を持つ者
人々は彼らの力を"魔法"と呼んだ
彼らは生きる者の欲を叶え、生きる者の何かを奪う生き物
彼らは願えば彼らのできることならば全て叶えた
美しい容姿、美しい歌声、富、名声、財宝
彼らの手にかかれば全て、手に入れることが出来た
ただ、永遠の命だけは悪魔であれど与えることは出来ない
そんな力を持つ悪魔たちの特徴は妖精族のような尖った耳に獣人のようで獣人とは程遠い尾
それが悪魔の証
レオナは昔、教育係にそう教えられたことを思い出したのだった
「悪魔がいたから妖精族以外は魔力が自分たちにあることに気づき、そして悪魔にその使い方を教わったんだとよ」
「ええ…うっそぉ………
てかなんで妖精族はもともと知ってたんスか?」
「なんでも悪魔と妖精はほぼ同族のようなものらしい」
「ええ!?そんなんスか!?」
「ホントかどうかは知らねぇがな」
…………寮長、悪魔のことめっちゃ知ってるじゃん
「悪魔の数は俺たちに比べて極めて少ない。
俺ら獣人や人の数の5分の1いるかどうか」
「え、少な」
「だからこそ、悪魔が実在することを知る奴がすくねぇんだよ」
「なるほど」
「で?A、お前が悪魔であることは本当なんだな」
「…………嘘つきませんよ私」
「悪魔は嘘つきだと文献にも多く残ってるからなぁ、確認だ」
寮長を見たら、案の定ニヤニヤしていた
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江(プロフ) - ちなみさん» ちなみ様。コメントありがとうございます!クソデカボイスでそんなことを言っていただけるなんて!!更新頑張ります!! (2020年6月8日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ - 早く二章終わっておじたんとラギー君の親密度爆上げしてほしいです。(遺言) めっちゃくちゃこの作品好きです更新頑張って下さい(クソデカボイス)! (2020年6月8日 0時) (レス) id: 318f1a5b3c (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - シウさん» ありがとうございます!どうぞこれからも楽しんで呼んでください!キーワードの件速攻で直させてもらいました。ありがとうございました(--;) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» ありがとうございます!こちらこそこれからもよろしくお願いいたします! (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
シウ(プロフ) - 続編おめでとうございます、青エクとクロスオーバーなんて幸せ過ぎます!更新無理がない程度に頑張ってください毎話楽しみにしてます!(偶然気づいただけだったんですが設定キーワードの1つ目に『ラ』が1人多く仲間入りしてるみたいです) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 2d935d3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2020年5月31日 16時