この子、彼氏じゃなくて夫です 2【松野千冬】

♡.07 ページ20

Aside


千冬くんがお仕事に行った後も、私は悶々と考えていた。

よく考えてみれば、学生の頃から軽いキスやボディタッチしかやっておらず、その他のことは全て千冬くんに任せていたのだ。


スマホの記事で、〈女の子から仕掛けることで彼ともっと仲が深まる♡〉というものを見つけ、タップ。


『下着……体位…場所…』



朝から見る内容じゃない。
けど、私にとっては参考書だ。



そこで、定番の“ご飯にする？お風呂にする？それとも私？”という典型文を見つけた。本当にこんな小っ恥ずかしいことをやっている人はいるのだろうか。


『これ、前にもやったな。』


千冬くんが、一回でいいから！的なことを言って、無理やり言わされたような気がしたが。

確かその時は、Aにするって言ってたけど。懐かしい。


そこで私はそうだ、と閃く。

千冬くんをあっと驚かせて、私が主導権を握れるようなことを思いついた。


『よし、そうと決まれば…』


ぴ、ぴ、とスマホを触る。

そして、ふんっと意気込んだ。




．


__
ここからえち多くなるかもですRをかけないといけないところまではやりませんが、ギリギリ攻めたい…
怪しいところには今まで通りぴんくってかきますね。

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