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しゅきぴ31 ページ32

というか、千冬くんから逃げてきたのに本人ここにいたらダメだ、と思ったけど体をガッチリホールドされてて逃げられなかった。



「あ、ちなみに6分離れたから6回キスね」

『場地さんこの副隊長止めて!!!』

「えーと…水素H、酸素O…」



元素記号覚えてる場合じゃなくて、!!



千冬くんの方に顔を向けると、かわいい顔が近くにあってびっくりした。
その唇が、昨日私と触れ合って今日は首を吸い付いて……


思い出しただけで熱が出そうだ。



「Aー、まだ?」



おめめをきゅるんってさせて待っている千冬くん。
今日も今日とてかわいい彼に目が離せない。



腹を括る思いで頬に唇で触れる。
千冬くんのほっぺが柔らかくて、ふにっと音がした気がした。


まぁ、公共の場だし。
こんなところでキスしてるバカップル見て周りはいい思いしないだろうと思って控えめにした。


……控えめで終わらせるつもりだった。




『ん、んんッ?!』




急に頬を掴まれたと思ったら千冬くんの方向に引っ張られ、噛み付くようにキスをされる。
最初は乱暴だったけど、いつのまにか昨日したような甘々な感じに。


ちゅ、ちゅとわざと千冬くんが音を立てているのか、やけにリップ音が良く聞こえた。



『ち、ふゆくッ…』



触れては離れるキスの間に彼の名前を呼ぶと、私の溢れる涙を優しく拭き取ってくれる。
胸をトンっと押せば首筋をさわさわ。



「お、っと…」



腰が抜けて倒れそうになる私を腰をと腕を掴んで自分の方に引き寄せる千冬くん。
腰と腰が近すぎてなんだか恥ずかしい。



「、……えっろ…」




私の唇を最後にざり、と舐めると千冬くんの顔は離れていった。

まるで猫ちゃんのようなざらざらな舌に思わず声が漏れると、千冬くんはにっこりと笑う。



「Aかわいいね」

『、?!』

「俺の奥さん世界一かわいい」



微笑む千冬くんの表情に釘付けになって、目がちかちか。
何回も見たことある彼の顔だが、毎回毎回違う顔を見せるので未だに慣れなかった。





『顔がいいってずるい……』








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ゆぅり(プロフ) - え、サランヘヨ使えてる・・!!もしや、Kぽ女子か?! (2021年9月25日 11時) (レス) @page5 id: 39bfe8c53b (このIDを非表示/違反報告)
名前 - 面白いですね!更新頑張ってください(*゚▽゚*)なのさん!応援しています (2021年9月12日 1時) (レス) id: 14a4d572b2 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 続編よければ書いてほしいです!!楽しみにしてます! (2021年9月6日 17時) (レス) id: 6485b8cd5e (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 続編期待してます(((出来れば、中学生編とかも少しとか、嫉妬させるのとか、入れて頂けると飛びます(((自分勝手なお願いばかりで恐縮です…!無理を承知で、御検討の程、よろしくお願いします!!長文失礼しました!! (2021年9月6日 16時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - コメ失礼します!!!この作品は私の生き甲斐で、毎日の支えなんです!!!もっともっと沢山続編作って、永遠に終わらせないで下さい(((もうこのお話大好き過ぎます本当に!!!これからも応援してます!! (2021年9月6日 16時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2021年8月25日 8時

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