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『好きだったのにな。なんで伝わらないんだろう。』
「Aの気持ちは伝わってたと思うで。」
『そうかな？』
「うん。」
賢ちゃんが優しい顔で笑うから余計に涙が止まらない。
こんな時でも優しい賢ちゃんはズルイ。
でも賢ちゃんを振り回してる私はもっとズルイね。
「俺も髪伸びてきたし髪切るんやったら付き合ってやるわ。」
『え？私も？』
「そう。失恋したら髪切るやん。」
『なんで賢ちゃんも切るの(笑)』
急に賢ちゃんがおかしい事言うから笑ってしまう。
お互いの顔を見て吹き出した。
「やっぱ変？」
『変！でもありがと。嬉しい。』
やっぱり賢ちゃんといると心地がいい。
変に背伸びしなくても賢ちゃんは私をわかってくれる。
そして私をいつも笑わせてくれる。
「いつでも言うんやで？」
『美容院行く時？』
「それも付き合うけどな、それだけちゃうよ。辛くなったら。」
『うん。』
「あんま無理すんなよ。」
そう言って賢ちゃんはまた頭をポンポンってする。
『本当、今日はありがとう。』
私が花火の後片付けをしながら話しかけると賢ちゃんが私の目の前に来た。
『ん？どうしたの？』
「ずっと言わんとこと思ったけど、俺がなんでAの事なんでも知ってるかわかってる？」
『…なんで？』
「知ってるんわかってるで。」
『わかんない。』
「…俺じゃあかん？」
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haln(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます！初めての感想コメント嬉しいです( ；∀；)私も大好きな曲なので更に嬉しいです！優さまのイメージを壊してはないでしょうか…？またニヤニヤしていただけたらとっても嬉しいです！またコメントしていただけるように頑張ります！ (2020年5月10日 0時) (
レス) id: d63c64fd52 (このIDを非表示/違反報告)
優 - こんばんは！じゃなくて、タイトル見た瞬間にもしや？と思いました！好きな歌なのでにやにやしちゃいました〜ありがとうございますm(_ _)m (2020年5月9日 23時) (レス) id: cef4bc703d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haln | 作成日時：2020年5月9日 22時
