じゃなくて。1【K】 ページ1
『賢ちゃん話聞いてー！』
そう言ってAはいつも連絡してくる。
ハートマークまで付けてくるのはなんでや。
それを嬉しいと思ってしまうんは俺だけ。
今日は水田くんに聞いたAが好きそうな雰囲気の良いレストランに誘った。
『賢ちゃん聞いてよ！この前上司がさぁ…』
良かった。上司の話か。
Aにとっては親友として話してくれるんは嬉しいんやけど。
俺はそれを望んでるわけじゃない。
親友やなくて…。
『こんな話賢ちゃんにしか出来ないからさぁ。』
「話したい時はいつでも言うてな。」
『本当いつもありがとう！』
「ええよ。」
『賢ちゃんってこんな良い人なのに何で彼女出来ないんだろうね？』
それを言うなら"Aは何で気付かないんだろうね？"やろ。
「まぁ仕事忙しいしなぁ。」
『私の友達で1人賢ちゃんのタイプの子いるよ？料理すっごく上手で、可愛くて、家庭的なの！ね！タイプでしょ？紹介しようか？』
「うーん。」
『違う〜？あ、好きな子いるとか？』
「うーん。」
『こういう話あんまり好きじゃない？』
「あんまそういうこと考えてないからなぁ。」
A以外で考えてないねん。
Aが気付いてくれへんと何にも始まらへん。
『そっかぁ。でも賢ちゃんには幸せになってほしいんだよ？なんかごめんね、私ばっかり突っ走っちゃった。』
「気にせんでええのに。」
『私にとって賢ちゃんは1番大切な人だからさ！何でも話せるし、優しいし、賢ちゃんと付き合ったら絶対楽しいもん！』
ならAがなってくれよ。
それが俺の幸せなんやで？
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haln(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます！初めての感想コメント嬉しいです( ；∀；)私も大好きな曲なので更に嬉しいです！優さまのイメージを壊してはないでしょうか…？またニヤニヤしていただけたらとっても嬉しいです！またコメントしていただけるように頑張ります！ (2020年5月10日 0時) (
レス) id: d63c64fd52 (このIDを非表示/違反報告)
優 - こんばんは！じゃなくて、タイトル見た瞬間にもしや？と思いました！好きな歌なのでにやにやしちゃいました〜ありがとうございますm(_ _)m (2020年5月9日 23時) (レス) id: cef4bc703d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haln | 作成日時：2020年5月9日 22時
