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「...何で、避けてたの。俺何かした？」
「...してないし、避けてもないよ」
「メールも無視してるのに避けてないっておかしいでしょ」
二階堂の言う通りだ。何も言い返せない私を見て話を続ける。
「...ちゃんと言って。悪いとこあったなら直すから」
「別に、二階堂が悪い訳じゃなくて、」
「じゃあ何？」
私が悪い。二階堂にあんな綺麗な仲の良い人いるなんて思ってなかったし、私以外の人と仲良くしてる所を見て勝手に嫉妬した。
全部全部、私が悪い。
「...ごめん。でも、好きな人いるなら私なんかと一緒にいない方がいいよ、誤解されるかもだし」
「...は？」
「この前綺麗な人と楽しそうに話してたじゃん。好きなんでしょ？あの人のこと。いいと思うよ、すごくお似合いだったし」
「いや、あの人は！......A？」
「っ、ごめ...何で泣いてるんだろ、ごめん...」
気が付いたら泣いていて、慌てて目元を擦るけど全然止まってくれない。嫌だ、止まってよ、迷惑かけたくないのに、
そんな私を二階堂は嫌がることなく優しく抱き締めた。
「...あの人、202に住んでる黒島さん。住民会について話してただけで、好きでもなんでもないから」
「くろ、しまさん...」
そうだ、思い出した。前にエレベーターで一緒になったことある人だ。めちゃくちゃ可愛くてアイドルみたいだなって、その時思ったのになんで忘れてたんだろ。
それに気付いて急に恥ずかしくなって、二階堂の腕を掴んで離れようとする。もう涙は止まってた。
「ちょ、離してよ...！」
「...ごめん、無理」
「な、なんで、」
「好きだから、離れたくない。...今離したらまた逃げるでしょ」
「......え、？」
今、好き、って言った？
ポカンとする私と抱き締める力を強くする二階堂。嘘だ、なんて言えなかった。
「...私も、好きだよ」
「......え！？」
「...何、そんな驚かなくてもいいじゃん」
「いや、だって、ほんとに...？」
パッと私から離れたかと思うと眉を下げてそう聞いてくる。何か犬みたい。思わず笑ってしまう。
「ほんとに好きだよ、二階堂のこと」
そう言って今度は私から二階堂に抱き着いた。
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さわ(プロフ) - 最高すぎます！これからも、応援します！ (2019年12月28日 17時) (
レス) id: 2d2def3baf (このIDを非表示/違反報告)
さわ(プロフ) - 作者さん、もしかして、……天才ですかっっ？！ (2019年12月28日 17時) (レス) id: 2d2def3baf (このIDを非表示/違反報告)
さわ(プロフ) - ほんと、この作品だいすきです！ (2019年12月28日 17時) (レス) id: 2d2def3baf (このIDを非表示/違反報告)
さわ(プロフ) - 更新が、うれしすぎて、発狂しましたW (2019年12月28日 17時) (レス) id: 2d2def3baf (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - 初めまして♪あな番にハマッたのは反撃編に入る前でしたｗｗそれからは毎週見てましたが終わってしまいました苦笑私はどーやんが好きなので、このお話はとても楽しいです。私に言われてるみたいで…( *´艸｀)更新、楽しみにしてます♪ (2019年9月10日 17時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるる。 | 作成日時：2019年8月24日 16時
