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次の日の朝。私はドアの前で悩んでいた。


あの後私が泣き止むまで頭を撫でてくれた三橋くんにはほんとに感謝してるけど、1日経って凄く恥ずかしくなってるのが現実。

どんな顔して会えばいいんだろ。悩み始めたらキリがない。

えぇい、何とかなるだろ!!そう思い思い切ってドアを開けた。



「おー、やっと来たか。遅せぇんだよ」


「ご、ごめんね、お待たせ」


「まぁいーけど...ほら、行くぞ」



そう言って歩き出す。...いつも通り。

あまりにもいつも通りすぎて不安になってきた。私達付き合ってる、よね?


...まぁ、三橋くんが楽しそうだからいっか。

そう思いながら会話を続けていると、あっという間に学校に着いた。



「悪ぃ、先に教室行っといて」


「う、うん、分かった」



スタスタどこかへ行ってしまう三橋くんの背中を眺めて教室に行く。


...今日のあの流れで付き合ってないとか有り得ないよね?うん、さすがにそれはない。大丈夫なはず。

三橋くんだって嬉しそうに笑ってたし...なんて考えながら席に着くと、すぐに伊藤くんがこっちに来た。



「Aちゃん、最近三橋とどう?」


「え、えーっと...」



これは付き合ってるって言ってもいいのかな。勝手に言ったら三橋くんが嫌がるかも。そもそも付き合ってるのか分かんないし...。

黙り込んだ私を不思議に思ったのか、伊藤くんは顔を覗き込んでくる。ち、近い...。



「おい、俺の女に何ちょっかいかけてんだよ」


「ってぇ!蹴らなくてもいいだろ...って、俺の女!!?」


「み、三橋くん...!」



三橋くんは伊藤くんの背中を蹴ったらしく、伊藤くんは痛そうに背中を押さえてながら驚いてる。



「そーそ。コイツ、俺の彼女だから。」


「お前っ、やっと付き合ったのか!よかったなぁ!」


「何でお前がそんな喜んでんの」


「Aちゃんも!ほんとによかったね!!!」



そう言って自分の事のように喜んでくれる伊藤くんににこりと笑いかけ、ありがとうと返した。







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まるる。(プロフ) - 良ちゃんさん» コメントありがとうございます!相良くん全然出てこなくてすみません...(笑)素敵な小説だなんてもったいないお言葉ありがとうございます...!これからもこの小説をよろしくお願いします! (2019年5月23日 21時) (レス) id: 96c7a89dfd (このIDを非表示/違反報告)
良ちゃん(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んじゃいました!相良推しなんですが、この小説の三橋君にキュンキュンさせられてしまいました(*´ー`*)素敵な小説ありがとうございます! (2019年5月23日 9時) (レス) id: 2652916fe0 (このIDを非表示/違反報告)
咲餅(プロフ) - あと評価1つ!!! (2019年4月21日 17時) (レス) id: ffacf9010f (このIDを非表示/違反報告)
牧さん - めっちゃ好き!!ただそれだけ (2019年4月21日 16時) (レス) id: 66f0eb62d2 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 面白いです、更新頑張って下さい応援しています!!! (2019年4月6日 17時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるる。 | 作成日時:2019年4月5日 14時

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