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#26 ページ26

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昼休みになって鞄の中を見る。...いつもあるお弁当がない!!

って焦ったけどよく考えれば今日は購買で買ってねって言われてたんだった。



「あれ、Aちゃん、お弁当は?」


「今日は購買に行かないといけないの。先に屋上行っといて?」



お弁当片手に首を傾げる伊藤くんに笑いながら言う。伊藤くんはなるほどねと納得したように頷いた。

私達の会話を聞いてたのか、三橋くんが私の前に立つ。



「A、俺が買ってきてやるよ」


「え、え!?何で?」


「あー...この前レスカ奢ってくれたお礼。アイスじゃないけど許してちょ」



三橋くんはそう言って財布片手にドアへと向かう。そのまま教室から出る寸前で振り返り、私を見る。



「聞き忘れてた、どんなパンがいい?」


「えっ、と...甘いパン、で」


「りょーかい、いーこで待っとけよ」



そうニヤリと笑うと三橋くんは教室から出た。

...私は力が抜けて椅子に座り込む。



「え、Aちゃん!?どうした!?」


「伊藤くん...今の見た...?」


「う、うん、見てたけど...?」



あの顔は反則だと思う。ほんとに。かっこいいのを自覚してる顔だ。...まぁ私はまんまとそれにハマってるんだけど。



「...私重症だ。もう全部かっこよく見える」


「うん、見てれば分かる」



伊藤くんに、ほんとに三橋の事好きなんだね、なんて言われてまた顔が赤くなった。






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まるる。(プロフ) - 良ちゃんさん» コメントありがとうございます!相良くん全然出てこなくてすみません...(笑)素敵な小説だなんてもったいないお言葉ありがとうございます...!これからもこの小説をよろしくお願いします! (2019年5月23日 21時) (レス) id: 96c7a89dfd (このIDを非表示/違反報告)
良ちゃん(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んじゃいました!相良推しなんですが、この小説の三橋君にキュンキュンさせられてしまいました(*´ー`*)素敵な小説ありがとうございます! (2019年5月23日 9時) (レス) id: 2652916fe0 (このIDを非表示/違反報告)
咲餅(プロフ) - あと評価1つ!!! (2019年4月21日 17時) (レス) id: ffacf9010f (このIDを非表示/違反報告)
牧さん - めっちゃ好き!!ただそれだけ (2019年4月21日 16時) (レス) id: 66f0eb62d2 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 面白いです、更新頑張って下さい応援しています!!! (2019年4月6日 17時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるる。 | 作成日時:2019年4月5日 14時

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