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｢A、聞いて!
俺、あの子と付き合うことになった!｣
そう彼は嬉しそうに私に言う
｢へぇ、告白したの?｣
｢ま、まぁね…そしたらおっけーされてさ!
まさか付き合えるなんて思ってなくて、嬉しい…｣
やっぱり今日は最悪だ
｢…あ、A怒ってる?Aより先に
俺が付き合ったから
大丈夫だって、Aもすぐキヨと付き合えるよ!｣
キヨ、絶対Aのこと好きだもん!、って
ドヤ顔で的はずれなことを言う
｢わたしのことはいいんだよ、
フジ、よかったね｣
｢うん、ありがとう｣
そうにこっと笑う彼
誰か、この人をなんとかしてください
これ以上、残酷なことを言わないように
｢それでね、あの子ったら朝早くに連絡きて
会いたいって言われてさぁ、
一緒に登校することになったの、｣
彼女の可愛さ自慢を適当に受け流して窓の外に
目を向けると
ぽたりと一滴、水が落ちた
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花音(プロフ) - 短いけど面白かったです(* ´ ▽ ` *) (2018年8月16日 12時) (
レス) id: 9c91fd3a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるる | 作成日時：2017年7月16日 23時
