連休明け 後日談(7) ページ49
ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ
くぁぁぁぁー！良く寝たぁ。
ｱｵｲ「失礼します(そろーり)」
「アオイちゃん？」
ｱｵｲ「アイ、起きとる？」
「うん。起きたところ。」
ｱｵｲ「カーテン開けてい？」
「どうぞ〜。」
ｱｵｲ「スナから貧血やって聞いたけど、大丈夫？食堂一緒について行ったら良かったな。ごめん。」
「角名君、貧血って言ったのね。睡眠不足で寝てただけだから、大袈裟な事は無いよ。目覚めもスッキリ！」
ｱｵｲ「良かった〜。じゃ、4限出れる？」
「うん！大丈夫。教室戻ろっか。」
身支度を整えて、簡単にベッドメイキングして、アオイちゃんと保健室をあとにする。
ん？
なんか忘れてないか？
ｱｵｲ「スナと治がピリピリしたオーラ発してたけど、なんかあったん？」
「へ？…あっ！」
ｱｵｲ「アイ？」
「中休み、色々ありまして、、、恐らく、侑君の目の敵にされちゃったかも。それで、保健室に角名君迎えに来るって言ってたけど、アオイちゃん来てくれたから、すっかり忘れちゃってた。」
ｱｵｲ「それでアイツら機嫌悪かったんやな。」
「教室もなんかあったの？」
ｱｵｲ「授業終わり頃から2人ともソワソワし出してん。でも、日本史のおっちゃんがいつも通り、なかなか授業終わらせなかったんよ。そしたら、よそのクラスのギャル達に呼び出されて、強制連行されて行った。」
「なるほどねぇ。」
ｱｵｲ「噂をすれば、2人やないか？」
正面から治君と角名君がこちらに走ってくる。
廊下を走っちゃいけません。
ｽﾅ「アイ！保健室で待っててって言ったじゃん！」
治「アイ、大丈夫か！？」
「あはは、ごめんごめん。アオイちゃんが来てくれたから、つい。大丈夫だよ。」
ｱｵｲ「あんたらアイのSECOMかっての(笑)」
ｽﾅ「すれ違わなくて良かった。」
治「ツムには会うとらん？？」
「侑君にはまだ会ってないよ。私、ヤバい感じ？」
治「んー、、今はまだ何とも言えへんなぁ。でも、ツムが暴走する恐れがあるから、1人で居て欲しくないねん。」
ｽﾅ「アイじゃなくて、北さんの方に行ってくれれば良いんだけど、、」
「あー、それは確率低いかも。侑君から「またね」って言われたから。」
治「アホツム、話がこじれそうや。。。とりあえず、アイの口から、何があったか聞かせて？」
治君が私に視線を合わせて会話を促すが、、
キーンコーンカーンコーン
ｱｵｲ「とりま、昼休みやな。」
治「おん、教室戻ろ。」
「？！！」
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作者名：ぺーやん | 作成日時：2020年5月9日 19時
