連休明け 後日談(2) ページ44
キーンコーンカーンコーン
んーーー!よく寝た!
って、寝すぎた!!!
角名君の方を見ると
スナ「寝痕ついてるよ。」
なんて言って自分の頬っぺたを指さして笑ってる。
寝起きには破壊力抜群です…。
アカリ「アイ、ちょっとは眠れたか?体育大丈夫?」
「角名君のお陰でばっちり!」
アカリ「良かったなぁ。ウチもスナから協力…モガっ!」
アキ「アカリー、アイお腹空いとんやない?なんかお菓子分けてあげ?ほれ、アイ、チョコどーぞ。」
アカリ「何すんのアキ!アイ、クッキー食べぇ?」
「アキちゃん、アカリちゃんありがとう!」
アオイ「3人とも体育着替え行くで!」
3人「はーい!」
アキ「スナー、アカリ堪忍な。」
スナ「佐藤さん、悪気無いから大丈夫だよー。」
アキ「ホンマかいな(笑)」
治「スナー、体育行くでー。」
スナ「治、着替え はっや!」
体育は男女共に体育館で女子はバドミントン、男子はバスケ…だったら色々面白いのに、現実は女子も男子もグラウンドでソフトボールと野球です。
ラッシュガードを着込んで、準備運動が終わり、キャッチボールをする。
3大音痴保持者の私に合わせて、みんなゆっくりボールを投げてくれる。
ゲーム形式の練習も体力温存しながら授業終了!
終礼して急ぎめに着替えをして食堂に向かう。
中休み、食べ物は販売していないけど、自販機で飲み物は買えるんだ。
自販機でペットボトルを持って振り返った際に、
北「あ、アイさんや。」
北先ぱ、、北さんに出くわしてしまった。
「こ、こんにちは。」
北「こんにちは。久しぶりやな。マネージャーの件、考えてくれた?」
「お久しぶりです。あー、、、(GW、忙しくて忘れてたー!)」
北「アイさん、なんか疲れとる??」
ずいっと1歩近づかれ、顔を覗き込まれる。
綺麗な瞳の中に、疲れて引きつった顔の私が見える。
「GW、なかなか忙しくて、、忙しくてマネージャーは難しいですねぇ。」
北「来れる日だけでもええよ。毎日じゃなくてもええ。」
たしっと北さんに手を掴まれる。
…
えぇ?!!手を掴まれる?!!
き、北さんの隣りの背の高ーい先輩も驚き過ぎて、言葉を失っていらっしゃる。
なんて分析は出来るのに、私も言葉が出ません!
侑「あっ!北さーーーんっ!と大耳さん!」
練「あ、侑、、、」
侑「と、アイちゃん? ん?!!!」
「…」
練「…」
侑「…」
北「おう、侑か。」
ジーザス!
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作者名:ぺーやん | 作成日時:2020年5月9日 19時