GW!!!部活見学(5) ページ28
侑「ア、アイちゃん、何て??」
「だから、チューペットって何?って聞いたの。」
スナ「アイ、差し入れで持ってきてくれたじゃん??」
「ポッキンアイスでしょ?」
侑・スナ「「?!!」」
侑「ス、スナ息しとるか?!」
スナ「スナに500のダメージ。スナは瀕死の状態だ。」
「もぅ!ふざけてないで教えてよー!」
侑「アイちゃんが持って来てくれたアイスあるやん。あれの商品名がチューペットやねん。買う時パッケージ見んかった?」
スナ「むしろ、ポッキンアイスって初めて聞いたよ。」
「え、そうなの?!あの手のアイスは総称してポッキンアイスって呼んでたよ。。。ミックスフルーツ味とか、ヨーグルト味とかは二の次かな。」
侑「おいスナ。アイちゃんがチューペットって単語を初めて聞いたって事は、お前の好物はしらんかったって事や。シレッと仲良しアピールしよって!」
スナ「侑何言ってんの?知らないで好物差し入れてくれるなんて、それこそ仲がいい証拠でしょ。」
「角名君の好きな食べもの準備出来て良かったよ。また機会があれば差し入れるね。侑君は好きな食べものあるの??」
侑「俺の好物はトロや!」
などと、少しだけゆっくり進みながら先の3人の居るテーブル席に向かう。
アケミちゃんは銀島君の隣りをキープしたみたい!
良かった〜作戦成功!
治「アイ」
治君に呼ばれて、治君が保冷バッグを預かり、治君の奥の空いている椅子に置く。
そして手前の椅子をぽんぽんとしている。
ここに座れということか?
治君の隣り…アケミちゃんの前に座る。
角名君が私の隣に座る。
スナ「アイの隣、しっくりくる。」
教室でも隣だからかな?
侑「お前ら露骨すぎんで。さ、メシにしよ!」
銀・アケミ「「いただきます!」」
「治君、バッグかして?」
治「俺が出してもええ?」
「ん、ありがとう。おにぎりと、タッパーをお願いします。」
治「OK!(ジジジジジー)ん?!」
「どしたの?まさか、お箸入ってない?!!」
治「アイ、俺のおにぎりと交換しよ!」
「はい??あ、まさか?!」
席を立って、治君の反対側まで移動して保冷バッグの中を確認すると、見事におにぎりがひしゃげてる。
きっと、あの子の足を上げた時、運悪く踵が当たったんだろう。
「大丈夫だよ。握り直せば食べられるから。治君、ありがとう。」
せっかくお母さんが準備してくれたお弁当だ!
いただきます!
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作者名:ぺーやん | 作成日時:2020年5月9日 19時