球技大会(4) ページ12
昇降口を出る前にラッシュガードを着込む。
グラウンドに整列して、校長先生の話を聞いたり、体育委員と共に準備体操したりする。
開会宣言と共に、各人各競技場に移動。
アカリ「去年の体育祭の時、長袖着た子がおんなーと思ってたけど、アイやったんか。」
アキ「日焼け対策バッチリやな。皮膚弱いんか?」
アケミ「よう先生たちOK出したな〜。」
アオイ「もう見慣れたけど、アイの紫外線対策はマジモンや。」
「ラッシュガード着るのに、親から一筆書いて出したから大丈夫!」
そうなのだ、とある理由で私は日焼けを極力したくない。
親も理解があり、手助けしてくれているが、親の場合ゴリ押しな面があるから何とも言えない。
きゃいきゃい言いながら体育館に入る。
まずはアオイちゃんたちバレーボールからなのだ!
アオイ「じゃ、サクッと勝ってくるわ!相手1年生の特進クラスだから。」
「上から応援してるね!油断しないでよ!」
アケミちゃんと2人で2階に移動すると、既に治君と角名君が居た。
治「場所取っといたで〜。感謝しぃ。」
スナ「女バレのみんな緊張してた??」
「ありがとうー!固まって応援した方がみんなにも伝わるよね!」
アケミ「みんなリラックスしとったし、1年相手やから大丈夫やろ。」
侑「なんでココおんのや?!!」
「「??」」
治「悪い、見つかってもうた。」
侑「お前、バレー出るんじゃ無いんか?」
「(パリンッ)へ?私ですか??」
治君にフリーズ解除してもらい侑君と話す。
侑「だってツムが、、!ホガッ!」
治「お前うっさいねん。クラスちごーてるのに入れてあげた俺に感謝は??」
侑「あの流れでおかしない?!」
治「はい、黙れ。スナもムービー撮んなや。」
スナ「治照れてる(笑)」
侑君・角名君・治君・アイ・アケミちゃんの順で並んでいるため、侑君の方を向いている治君の顔は見れないが、何やら照れている様子。
アケミちゃんは集まってきたクラスの女子と「宮ツインズ、うるさい!」なんて怒ってる。
ピーっとコートで笛が鳴り、アオイちゃんたちの試合が始まります。
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作者名:ぺーやん | 作成日時:2020年5月9日 19時