9話 ページ9
「…、」
「…(デートだし…いいよね?…誰もいない?)」
「モトキ君、帰ろっか」
「…楽しくなかった?」
「ううん」
「疲れちゃった?」
「…」
「…モトキ……帰ろう」
「…この子に…なんか言った?」
「……あんたはモトキを不幸にする、あんな奴から手を引けってな」
ピシッ…
「他にもいろいろ酷いこと」
「どうして?俺行かないって言ったよね!?一緒には行けないって!!」
「「ハイわかりました」ってすぐ引き下がれっかよ、小学校から友達やってんだぞ!その子は偽モンだ!現実ではどうすんだよ!」
「俺が好きなのはこの世界の彼女だよ!偽物なんて言うな!」
「それでもなモトキ!」
「行こう!あんなの気にしないで」
「…」
「!…どうしたの?」
「あのね、モトキ君、私思うんだ、あの人嘘ついてないって」
「だめだよっ…」
パキッ…
「きっと本当の世界があって、あの人はモトキ君の友達で、モトキ君はあの人の大切な人なんだなあって」
「そんな!そんな事ない!君は偽物じゃない…!この世界も!…そ、そうだ!あと少しでイルカショーだって!こんな話どうでもいいから行こ………え…?」
世界が滅んでいく
「水族館なんてねぇんだよ…ほら、帰るぞ」
「嫌だ!嫌だ!俺は帰らない!シルクはわかるでしょ!現実に帰ったら…もう二度と彼女と会えななくなる…!だから!」
「モトキ君……ありがとう」
「!?」
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かれーぱん。(仮) - ノベルバでは名前を変えて「朧夜オボロ」という名前でやらせていただきます!ノベルバはアプリをダウンロードしてご閲覧してください! (2018年8月22日 20時) (レス) id: 7177071cd6 (このIDを非表示/違反報告)
かれーぱん。(仮) - 失踪すみません……占ツクにはもう投稿出来なくなりました……この物語の続きは(最初からも含めて)ノベルバというアプリで更新します!長い間ご愛読ありがとうございます!ではまた! (2018年8月22日 20時) (レス) id: 7177071cd6 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ - 早く見たんですけどw更新頼む。 (2018年6月23日 17時) (レス) id: 62ab87529d (このIDを非表示/違反報告)
名無し78387号(プロフ) - カレーパンさん>>わかりました! (2018年1月23日 21時) (レス) id: 935d65fc79 (このIDを非表示/違反報告)
かれーぱん。(プロフ) - 名無し78387号さん» マサイくんはンダホくんの後に…(^^;更新お待ちください!(^^♪ (2018年1月23日 21時) (レス) id: f1c11e29bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かれーぱん。 | 作成日時:2017年7月3日 8時