ゲームを始めようぜ

14話 ページ14

「ダーマ君、俺告白する！」

「お、頑張れ」

「だからちょっと着いてきて！」

「え、何で俺」

「お願い！まじで心細い！！」

「…たく、しゃーねーな…」



.



「…えっと…話って…？」

「…えっと……




君の事がずっと好きでした！

僕と付き合ってくれませんか！」


「！」



「…」


「…うん…！」

「…ホント？！ありがとう…これからもよろしくね……あれ？ダーマ君…？」




パラパラ…


「…世界が勝手に壊れていく…」


。



「……一度来てみたかったんだよね…


学校の屋上…ちょっと不良っぽくない？」


「まあ、定番だよな授業サボって昼寝するのは」


「…友達の告白上手くいったんだ、すごく嬉しかった。昨日から張り切ってたからそんな予感はしてたんだけどね…先輩に怒られるかもね、こうやって平穏な１日が…

…俺は毎日が楽しくて、別に人気者ってわけじゃないけど友達に恵まれていて…

俺なんかがこんな幸せになっていいのかなって…

いつか全部なくなるのかなって…」


「…ダーマ、やっぱり気づいてたんだな


ここの世界が偽モンって」

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